トンボ仲間では珍しく成虫で越冬するアオイトトンボ科の一種、ホソミオツネントンボ。
近似種にオツネントンボという種類がいるが、翅の先端付近の縁紋が前翅と後翅で重ならず、
前後にずれているが、本種では重なっていることで区別がつく。(画像の個体は♂)
低山の渓流付近や沼地で見かけることが多い。
<トンボ目 アオイトトンボ科 オツネントンボ亜科>
トンボ仲間では珍しく成虫で越冬するアオイトトンボ科の一種、ホソミオツネントンボ。
近似種にオツネントンボという種類がいるが、翅の先端付近の縁紋が前翅と後翅で重ならず、
前後にずれているが、本種では重なっていることで区別がつく。(画像の個体は♂)
低山の渓流付近や沼地で見かけることが多い。
<トンボ目 アオイトトンボ科 オツネントンボ亜科>
体長約12mmのハナカミキリで、和名はホソハナカミキリ。
離れて見ると、細い体と華奢な足のこの虫は、まるでガガンボのようだ。
近似種はミヤマホソハナカミキリ、ニンフホソハナカミキリなど、かなり種類は多い。
<カミキリ科 ハナカミキリ亜科>
和名はマルムネジョウカイ(丸胸浄海)と呼ばれる。
カミキリムシに似ているがジョウカイボン科という別系統の甲虫。
ジョウカイボンの呼び名は平清盛の法名「浄海坊」に由来するらしいが、この甲虫との
関わりはよく判らない。
成虫、幼虫ともに他の昆虫を捕食する食肉性で、林縁や草原など色んな場所に現れる。
葉に止まっていることが多いが飛翔力は高くよく飛び回る。
山地の渓流に棲むカワトンボは、これまで地域によってかなり変異が多いと
されていたが、近年のDNA解析によると、生息地により2系統の何れかに分類
できることが判っている。
東日本型はニホンカワトンボ(オオカワトンボ、ヒガシカワトンボ)で
西日本型はアサヒナカワトンボ(カワトンボ、ニシカワトンボ)なのだが
境界がはっきりしている訳ではないので、両者が混棲する場合もある。
<イトトンンボ亜目 カワトンボ科 カワトンボ亜科>
↑ カワトンボ ♂ 茶色翅タイプ (透明翅タイプの♂もいる)
↑ カワトンボ ♀ ♀の翅は全て透明色のみ
山地ではイネ科やタデ科の植物から吸汁していることが多い。胸部の両端が突出
していて、針のように鋭く尖っていることから、ハリカメムシと呼ばれている。
水田では稲の吸汁被害で、玄米が部分的に黒く変色する斑点米を作る害虫の一つ。
<カメムシ目 ヘリカメムシ科>
アカメガシワの花穂などに集まるが、モモやミカンを食害することもある。
上翅中央に一対の円形の黒紋があり、上翅下部は黒い。
近似種のヒメホシカメムシに似るが本種の方が大きく、体長は約20mm。
<カメムシ亜目 オオホシカメムシ科>
和名は胸部両端の突き出した形が牛の角に似ていることに由来する。
アセビ、シキミ、サクラなどの木で見られる。
<カメムシ科 カメムシ亜科>
黒地に白い斑紋を散りばめた細目の翅の蛾。日中に活動し、色んな草花から吸蜜する。
幼虫は特定の食草はないようで、幅広い種類の草の葉をよく食べる。
<ヒトリガ科 カノコガ亜科>