生姜ちくわのぶらぶら山日記

趣味の登山を中心としたブログです。2014年11月より日本百名山登山開始、2018年9月23日全座登頂。

2016年6月25日 美ヶ原

2017年01月12日 | 日本百名山登山


梅雨の合間に美ヶ原へ。

■コースタイム
9:50美ヶ原自然保護センター→10:30王ヶ頭→10:50~11:05王ヶ鼻→12:20~12:50塩くれ場→13:00~13:05美しの塔→13:25~13:30牛伏山→15:15美ヶ原自然保護センター

美ヶ原へ公共交通機関を利用して行くとなると、8月上旬~中旬の約2週間のみ運行している路線バスに限られる。
偶然、山の日制定記念のキャンペーンの一環で運行期間が6月中旬~9月中旬と長い「美ヶ原高原直行バス」をネットで見つけたので早速行くことにした。

http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/%E3%80%8E%E7%BE%8E%E3%83%B6%E5%8E%9F%E9%AB%98%E5%8E%9F%E7%9B%B4%E8%A1%8C%E3%83%90%E3%82%B9%E3%80%8F%E9%81%8B%E8%A1%8C%E9%96%8B%E5%A7%8B%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81

始発の8時の便に乗るために夜行バスで松本に移動した。
シーズンでないためか美ヶ原高原直行バスに乗っていたのは数名程だった。

美ヶ原では曇りがちで風が強かった。
ちょうどレンゲツツジが花盛り。

まずは美ヶ原の最高地点の王ヶ頭へ。
遠くから眺める王ヶ頭はテレビのアンテナが多数林立し不思議な雰囲気だった。

10時50分、標高2034メートルの王ヶ頭登頂。
これで登頂済み日本百名山は59座。
出発地との高低差が100メートル強とほとんどなかったので山に登ったという気がしなかった。

次の王ヶ鼻は見晴らしがよかった。
説明によると頂上の石仏群は御嶽信仰に由来し御嶽山の方向に向いているとのことだった。

アルプス展望コースを経由して美ヶ原のシンボルの美しの塔に向かった。
コース上は真っ直ぐ歩けないほどの風が吹いており、展望を楽しむ余裕があまりなかった。

美しの塔の周辺は放牧地で牛や馬が草を食んだりのんびりと寝そべっていた。

牛伏山に登った後に出発地に戻る途中、雨が降ってきた。
本降りにならないうちに自然保護センターに戻ってこられた。

梅雨空け前としてはまずまずの天気で散策が楽しめた。


■写真一覧
http://blog.goo.ne.jp/photo/385997/tn

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2016年6月11日~12日 常念岳

2017年01月09日 | 日本百名山登山


山仲間と二人でテントをかついで常念岳へ。

■コースタイム
6/11 7:20一ノ沢登山口→(途中休憩10分)→8:45王滝ベンチ→(途中休憩15分、5分、10分)→11:00胸突八丁→11:30~11:35水場→12:15~12:25第3ベンチ→12:40常念小屋
6/12 4:00常念小屋→(御来光鑑賞10分・休憩5分)→5:20~5:45常念岳→6:40~7:35常念小屋(テント片づけ、休憩)→8:10水場→8:25胸突八丁→(途中15分休憩2回)→11:20一ノ沢登山口


常念岳は、2015年8月に挑戦したが悪天候のため断念した(過去の記事はこちら)。
同行者も今年のGWにガイドツアーで残雪の燕岳~常念岳を縦走した際に悪天候で登頂できなかったという。
二人とも常念岳に再挑戦。

一ノ沢登山口からずっと登りが続いた。
登山道はよく整備されていたが、一か所登山道が崩れている箇所があった。
重荷をかついでいたのでバランスを崩して転落しないよう慎重に進んだ。

例年なら登山道に残雪があるそうだが、雪解けが早かったので残雪は皆無だった。
登山道沿いにはすでに様々な花々が咲いており、目を楽しませてくれた。

常念小屋のテント場は、槍ヶ岳等の北アルプスの山々の眺めがよい場所だった。
曇っていたので眺めはいま一つだった。
時期が早かったせいか最終的なテントの数は30張程度と少なかった。

翌日、暗いうちから常念岳に向けて出発。
途中で御来光を鑑賞した。
雲が多かったのでやわらかい光だった。

5時20分、常念岳登頂。
これで登頂済み百名山は58座。

同行者も私も断念した山だけあって登頂の喜びもひとしおだった。
山頂からは360度のパノラマが広がっていたが、槍・穂高方面は雲がかかり、大天井岳方面はかすんで見えた。

先に登頂したパーティが蝶ヶ岳方面へ進んでいった。
今回は一泊二日だったので一ノ沢からのピストンとなったが、蝶ヶ岳にも行ってみたいと思った。

下山後、穂高神社を参拝した。
御由緒の説明板に「嶺宮 奥穂高岳頂上に鎮座」とあった。
ぜひ体力・技術をつけて嶺宮にもお参りしたいと思った。


■写真一覧
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2016年6月4日 西吾妻山

2017年01月05日 | 日本百名山登山


夜行バス日帰りで吾妻連峰最高峰の西吾妻山へ。


■コースタイム
10:10北望台→10:30かもしか展望台→11:30梵天岩→11:35天狗岩→11:50西吾妻山→12:05西吾妻小屋→12:20~13:00天狗岩→13:45中大巓分岐→13:50~14:00人形石→14:30北望台

東京からだと福島県側のグランデコスキー場から入山するケースが多いが、公共交通機関でのアクセスが不便なので山形県側の天元台スキー場から入った。

この日は、西吾妻山の山開きだった。
ロープウェイ、リフトを乗り継いでスタート地点の北望台へ。

この時期は例年残雪がしっかりあるようだが、雪の少ない年とあって残雪がほとんどなくすっかり夏山になっていた。
チングルマ、ショウジョウバカマ、ミネズオウ、バイカオウレンを見かけた。

前方に西吾妻山が見えた。
緑に覆われたなだらかな山だった。

梵天岩に登ると眺めがよかった。
山頂に向かう途中には池塘が点在し、遠くに磐梯山、安達太良山等が見えた。

11時50分、西吾妻山登頂。
これで登頂済み百名山は57座。

山頂は平坦で狭く、吾妻連峰最高峰に登頂したという実感が湧かなかった。
しかも山頂標識が地味なので見落としかねなかった。
山頂は林に覆われ展望がなかった。
晴天なのに山頂からの眺めを楽しむことができず残念・・・。

西吾妻小屋に立ち寄った後、天狗岩へ。
天狗岩は岩の広場で、休憩には最適な場所だった。
青空の下、雪をまとった飯豊山を眺めながら昼食。

下山途中に人形岩に寄ってみた。
こちらには一人もおらずひっそりとしていた。


■写真一覧
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2016年5月28日~29日 燧ヶ岳

2016年12月23日 | 日本百名山登山


テントをかついで尾瀬の燧ヶ岳へ。

■コースタイム
5/28 12:35沼山峠バス停→13:55尾瀬沼キャンプ場→ビジターセンター→尾瀬沼周辺散策→17:50尾瀬沼キャンプ場
5/29 5:10尾瀬沼キャンプ場→5:30長英新道分岐→(休憩10分×2回)→8:00俎嵓→8:25~9:20柴安嵓→11:35長英新道分岐→11:55~12:20尾瀬沼キャンプ場→13:20沼山峠 


東京からだと群馬県の大清水からの入山が一般的だが、福島県の沼山峠からの方が尾瀬沼キャンプ場に近いのでそちらから入山した。
自宅を4時台に出て電車やバスを乗り継いで沼山峠に到着したのが12時ごろ。
福島は遠かった・・・。

例年5月下旬~6月上旬が水芭蕉の見ごろだが、今年は雪解けが異常に早くGW時点で水芭蕉が開花したと聞いた。
キャンプ場に向かう途中に水芭蕉を見かけたが、花が終わっているものが多かった。

尾瀬沼キャンプ場は完全予約制のキャンプ場なので、設営場所が確保されているのがうれしい。
ウッドデッキの上にテントを張るので整地の手間が省けて楽だった。

時間があったので、ビジターセンターを見学したり、尾瀬沼沿いの遊歩道を散歩した。
日陰にはまだ状態の良い水芭蕉があったのは救いだった。


翌朝。
夜中冷え込んだようで尾瀬沼周辺は霜が降りていたが、快晴。

長英新道に入ると薄暗い樹林帯になった。
登山道の残雪は山頂までほとんどなかった。
すっかり夏道となっていた。

4合目と5合目の間に開けた場所に出ると尾瀬沼が姿を現した。
8合目の手前のミノブチ岳では、日光男体山等の日光連山、日光白根山、赤城山等の近隣の山々が見えた。
富士山まで見えたので驚いた。

まずは俎嵓に登り、燧ヶ岳の最高地点の柴安嵓へ。
柴安嵓に向かう途中には残雪があった。
残雪の急坂の上り下りでは緊張した。

8時25分、燧ヶ岳の柴安嵓登頂。
これで登頂済み百名山は56座。
山頂は広く、360度の眺望が広がっていた。
ミノブチ岳から眺めた山々はもちろんのこと、尾瀬ヶ原や至仏山、会津駒ヶ岳や平ヶ岳等が一望できて感激した。
早めのお昼を食べながら心行くまで眺望を楽しんだ。

元々2泊3日の予定を立てており、下山後はキャンプ場でのんびりすごして翌日は大清水か鳩待峠に下山するつもりだった。
翌日の天気予報では悪天候とのことだったので、下山後は速やかにテントを撤収し沼山峠へ戻った。

群生とはいかずとも、開花した水芭蕉を何とか見ることができたし、天気がよく眺望に恵まれたので大満足の山行となった。


■写真一覧
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2016年5月22日 開聞岳

2016年12月22日 | 日本百名山登山


霧島に行った翌日、開聞岳へ。


■コースタイム
7:15二合目登山口→7:40二合目半→8:00五合目→8:30七合目→9:20~10:00開聞岳→10:50七合目→11:15五合目→11:40二合目半→11:50二合目登山口 


鹿児島中央駅から電車を二本乗り継いで最寄駅の開聞駅へ移動。
駅から登山口へ歩いている途中に開聞岳が姿を現した。
標高は924メートルと低山だが、「薩摩富士」と言われるだけあって堂々としていた。

薩摩半島の南端にある独立峰なので、登山道から眺めがよさそうなイメージがあったが、登山口の2合目からはずっと樹林帯が続いた。
5合目で初めて展望が開け、長崎鼻と佐多岬が見えた。

再び樹林帯となり、7.1合目の第3救助ポイントで再度展望が開けた。
説明板によると種子島や屋久島等の離島も見えるようだが、かすんでいてよく見えなかった。

その先も第2・1救助ポイント以外は木々に覆われ外の様子がわからなかった。

9時20分、開聞岳登頂。
これで登頂済み百名山は55座。
山頂から360度の眺望が楽しめるとのことで期待していたが、やはり遠方の島々はかすんでいてよくわからなかった。

下山後、指宿で有名な砂蒸しを体験した。
砂に蒸されてじっとりを汗をかいて気持ちがよかった。

東京から九州は遠かったが、予定通り2座登頂できたのでよかった。


■写真一覧
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