生姜ちくわのぶらぶら山日記

趣味の登山を中心としたブログです。2014年11月より日本百名山登山開始、2018年9月23日全座登頂。

2012年8月11日 甲州街道徒歩の旅7(金沢宿~下諏訪宿)

2013年06月05日 | 甲州街道徒歩の旅
甲州街道徒歩の旅の7回目。
最終回。

この日は富士見駅から甲州街道の終点の下諏訪まで27キロ程度歩いた。
歩いた宿場は、金沢宿、上諏訪宿。

日向は暑いが日陰に入ると涼しかったので助かった。
最近寝不足続きで歩いている最中もうとうとしてしまった。
夕方から激しい雨が降ったり止んだりと天気が不安定だった。
雨に降られると歩きにくい。
甲州街道から諏訪湖が一望できる場所があったが通った時点では夜景に。
日がくれないうちに諏訪湖を眺めたかった。

終点の中山道の追分に着いたのは20時ごろ。
帰りに下諏訪温泉の「遊泉ハウス児湯」で一風呂浴びた。
料金は220円。
地元の人と思しき人が多かった。
220円で温泉に入れるのはうらやましい。

東海道に続き甲州街道を完歩できたのはうれしい。
五街道のうち、2つ目の街道を完歩できて自信がついた。
後は中山道、日光街道、奥州街道だ・・・。


【後記】翌日から木曽福島駅から中山道歩きを再開、8月22日に念願の中山道完歩


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2012年7月28日 甲州街道徒歩の旅6(台ケ原宿~蔦木宿)

2013年02月14日 | 甲州街道徒歩の旅
徒歩の旅6回目。

この日は青春18きっぷを使って穴山駅から富士見駅まで甲州街道を歩いた。
歩いた距離は28キロ程度か。
歩いた宿場は、台ケ原宿、教来石宿、蔦木宿。

気温は高かったが、東京に比べて湿度が低めで風があったせいか、東京よりも暑さがましだった。
とはいうものの暑い時間帯は休みを多めに取りながらゆっくり歩かざるを得なかった。

南アルプスの山々や七里岩を見ながら集落や田園地帯を歩いた。
途中何度か川を渡ったがどの川も水がきれいだった。
川の中で遊んでいる親子もいた。
この暑さだと川に飛び込みたい衝動に駆られる・・・。

ときどき防災無線より熊の目撃情報と注意を促すアナウンスが流れた。
民家のある場所では特に何もしなかったが、林道を歩くときには鈴を鳴らして歩いた。

途中、携帯電話に、長野方面に出かけていた両親から電話がかかってきた。
遠くない場所にいることがわかったので、蔦木宿にむかう途中の道で合流した。
少し雑談をして別れた。
こういうハプニングは初めて。

次回で甲州街道徒歩の旅最終回。
いつもゴールの駅に着くのが暗くなってからなので、次回は日が暮れる前にゴールして、下諏訪温泉でさっぱりしてから帰りたい。


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2012年7月21日 甲州街道徒歩の旅5(甲府柳町宿~韮崎宿)

2013年02月12日 | 甲州街道徒歩の旅
5回目のこの日は石和温泉駅から穴山駅まで25キロ程度歩いた。
歩いた宿場は、甲府柳町宿、韮崎宿。

雨がやんだり降ったりと街道歩きにはいまいちな天気だったが登山用のパンツ、雨合羽、ドライ素材のシャツのおかげで雨に濡れて体を冷やさずに済んだ。
登山用の衣服の機能性に改めて感心。

途中山梨県立美術館のある芸術の森公園に寄り道。
美術館の名物のミレーの種まく人やバルビゾン派の作品を鑑賞した。
同じバルビゾン派のコローの作品も鑑賞できるかと期待したがなくて残念だった。

「美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」展が面白かった。
ミッフィーがモダンアートにコメントするコーナーでは、標準語の下に甲州弁のコメントが。
ミッフィーが甲州弁を話すのは変な感じだが面白い試みだと思う。

韮崎から街道をつかず離れずで七里岩が続いていた。
どうしてこのような岩が生まれただろう・・・不思議。

地図では気が付かなかったが穴山駅に行くのに七里岩という崖を上る羽目になった。
真っ暗の中、街灯のないつづら折りの上り坂を上がるのはつらかった。
未舗装の道を想像していたが舗装道だったのは幸いだった。
懐中電灯とGPS機能付き携帯がなければ夜間に歩いたことのない道は歩けない。
まあ、そもそも初めての道は夜に歩かないほうが無難だが・・・。


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2012年7月16日 甲州街道徒歩の旅4(初狩駅~石和温泉駅)

2013年02月11日 | 甲州街道徒歩の旅
この日は初狩駅から石和温泉駅まで30キロ程度歩いた。
通った宿場は、中初狩宿、白野宿、阿弥陀海道宿、黒野田宿、駒飼宿、鶴瀬宿、勝沼宿、栗原宿、石和宿。
全国的に真夏日で、山梨県内も最高気温が34度との予想が出ていたが、湿気があまりなく、風があったので気温が高くても不快な感じがしなかった。

今回は甲州街道最大の難所、笹子峠をした。
木に覆われ日陰の道だったので涼しかった。
急坂があり割ときつかったが、中山道の和田峠や碓氷峠に比べれば楽だった。
峠越えの道では通行人を一人も見かけなかった。

途中沢を何度か渡った。
水量が少なかったので楽に渡れたが前日が雨で水量が多いと通行は難しいだろう。
横歩きしないと人とすれ違うのがやっとといった大変細い道があちこちにあった。
ところどころに「熊出没注意」の看板があったが、熊よけ鈴と携帯ラジオのおかげか遭遇せずに済んだ。

勝沼は葡萄とワインの産地とあって街道沿いには、葡萄園やワイナリー、それらの看板をよく見かけた。
勝沼を過ぎると葡萄畑のほか桃畑もあった。
桃畑には色づいた桃がおいしそうになっていた。

石和宿では、無料の足湯で一休みした。
疲れた足には足湯はとても心地よかった。


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2012年6月10日 甲州街道徒歩の旅3(関野宿~下初狩宿)

2013年02月10日 | 甲州街道徒歩の旅
この日は藤野駅から初狩駅まで30キロ程度歩いた。
歩いた宿場は関野宿、上野原宿、鶴川宿、野田尻宿、犬目宿、下鳥沢宿、上野原宿、鶴川宿、野田尻宿、犬目宿、下鳥沢宿、上鳥沢宿
猿橋宿、駒橋宿、大月宿、下花咲宿、上花咲宿、下初狩宿。

甲州街道は東海道や中山道のように宿場の説明板が充実していないので手持ちの地図をよく見ないと宿場と気がつかず通りすぎてしまう。
しかも街道の案内板があまりないので道を間違えやすい。
小仏峠前から平らな道があまりなく、アップダウンを繰り返しながらどんどん標高が上がるので結構体力を消耗する。
でも近くに迫る山々を見ながら歩くのは、平地で生活する人間にとっては新鮮な光景で、旅気分が味わえて楽しい。

歩いた道は舗装された道が中心だが、たまに江戸時代の街道らしい木々がうっそうと茂る土道や石畳の道が出てくるとわくわくする。
反面、途中の集落で「クマ出没注意!」との注意書きを目撃するとその手の道を歩くのが怖くなる・・・。

猿橋は日本三奇橋の一つに挙げられるにふさわしい変わった橋だった。
橋と周囲の自然が調和しているのがよかった。

次回は初狩駅から甲州街道の最大の難所の笹子峠を越え、石和温泉駅まで30キロ以上歩く予定。
出発地の初狩駅の標高は450メートル程度で、笹子峠の標高は1100メートル弱。
650メートルの標高差がある。
中山道の碓氷峠や和田峠よりは楽かな・・・?


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