生姜ちくわのぶらぶら山日記

趣味の登山を中心としたブログです。2014年11月より日本百名山登山開始、2018年9月23日全座登頂。

2015年4月19日 大野山

2015年04月20日 | 日本百名山以外の登山
単独行ばかりの中、珍しく複数名での山行。
メンバーは登山サークルの人達で、リーダーを初体験。

■コースタイム(計測せず)
谷峨駅→嵐→大野山→イヌクビリ→共和小学校跡→大野山登山口→洒水の滝→山北駅

大野山は西丹沢にある標高723メートルの山で、開けた山頂には牧場があり牧歌的な雰囲気が漂う。
山頂は富士山をはじめとした山々の展望がよく、「関東の富士見100景」に選ばれている。

ルート沿いには指導標が多数あるので道に迷うことないが、サークルで行った読図講習の復習を兼ねて要所で読図を行った。

舗装道をしばらく歩いた後、整備された登山道を歩いた。
遅咲きの桜やヤマブキ、シャガ等が咲いていた。

途中のあずまやでは手作りのふきみそやゆずジャム等の無人販売があった。
何も買わなかったが、みかんが売っていたら買っていたかもしれない。
山にいくと不思議にみかんが食べたくなるので・・・。

天気予報は、晴れ時々曇りだったが、見事はずれて時々小雨が降った。
雨宿りしながら進んだ。

山頂に近づくにつれ登山道は階段状に変わった。
登山道からは箱根の山々や愛鷹山、そして一部雲隠れした富士山が見えた。

標高634メートルのところには「スカイツリーと同じ高さ634(ムサシ)メートルです」と書かれた札を掲げた木彫りのうさぎが置かれていた。
うさぎに「山頂までもう少し。頑張って」とはげまされている気分。

12時過ぎに山頂に到着。
眺望の良さを誇る山頂からは残念ながら富士山は見えず。
山頂では昼食をとる登山者や団体を見かけた。

山頂には遅咲きの桜の木が数本。
花はちょうど見ごろ。
桜の木の下で昼食をとった。

牧場には牛の姿は見当たらず閑散としていた。
少し進むと標高634メートルのところにあったうさぎと似た雰囲気の動物たちの彫刻が多数集まる一角があった。
牛、蛙、熊等のメルヘンチックな彫刻の中に、ダースベーダー風のドクロの彫刻があったのがまったくもって謎。

階段をひたすら下ると新緑のきれいな登山道に出会った。
こういう道を歩くのは楽しい。

下山中にキツツキ、狸の彫刻を発見。
さらに進むと、店先に動物の彫刻が置かれた感じの良いカフェがあった。
彫刻の製作者はカフェの関係者なのだろうか。

「日本の滝100選」「名水百選」に選ばれている洒水(しゃすい)の滝へ。
見学路に落石があったので滝に近づくことはできなかったが、遠くからでも迫力があった。
水場で名水をくんでお土産にするメンバーもいた。

ゴールの山北駅そばのさくらの湯でさっぱりした後、食事をして解散した。


いつも一人で黙々と登っているので、複数名で登るのはとても新鮮な感じ。
不慣れなリーダーの仕事で気疲れもしたが、メンバーの笑顔を見るとリーダーをやってよかったと思った。
今後もたまにはリーダーをやってサークルに多少なりとも貢献したい。

■写真一覧

http://blog.goo.ne.jp/photo/334902/tn

■スライドショー

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2015年4月12日 天城山

2015年04月14日 | 日本百名山登山
この日、日本百名山の伊豆の天城山に登った。

■コースタイム
9:10天城縦走登山口→9:30四辻→10:20~10:30万二郎→11:15石楠立→11:45~12:25万三郎岳→12:55小岳(戸塚山)→13:25~13:30戸塚峠→14:00白田峠→14:40~14:50八丁池→15:40コマドリ歩道入口→15:35~45大見分岐→16:20水生地歩道入口→16:53水生地下バス停→16:58天城峠バス停

始発の次の電車に乗り、電車・バスを乗り継ぎ天城縦走登山口に向かった。
自宅から登山口まで4時間以上かかり遠かった。
伊東駅からバスに乗ったのは十数人。
バスはすいていたが、登山口の駐車場には車が多数止まっていた。

有名なシャクナゲの時期に早かったので人があまりいないかと思っていたが、意外に人がいた。
手軽なコースのためか、小学生ぐらいの子供連れも見かけた。

前日雨だったので、登山道はぬかるみがひどかった。
さらに、オーバーユースで登山道がえぐれており歩きにくかった。

標高1299メートルの万二郎岳の山頂では木々の合間から周辺の山々が見えた。
あいにく富士山は見えず。

万二郎岳と万三郎岳の間にアセビのトンネルが現れた。
木々によっては花が咲いていた。
先に進むとシャクナゲやブナがあった。

急坂を登りつめると万三郎岳の山頂に到着。
万三郎岳は標高1405.6メートルで伊豆の最高峰でもある。
これで登頂した日本百名山は7座目。
あと93座。

山頂で昼食後、天城縦走路方面へ。
シャクナゲコースと天城縦走路の分岐まではよく登山者を見かけたが、分岐を越えるとあまり見かけなくなった。
シャクナゲコース周遊の登山者が多いようだ。

万三郎岳から戸塚峠まではブナの原生林があった。
新緑の時期には早くブナは落葉したまま。
木漏れ日の登山道もなかなか。
鳥の声が時々聞こえるひっそりとした山道をひたすら進んだ。

八丁池に到着。
池の周辺では数人見かけたが、上り行幸歩道入口を越えるとまた無人に。
大見分岐では天城峠に至る上り行幸歩道とバス通りに短時間で行ける水生地歩道に分かれた。
天城峠に行きたかったが、天城峠バス停の到着が最終バス時刻のぎりぎりになりそうだったので、時間にゆとりのある水生地歩道を進んだ。

予定より早くバス停に到着。
最終バスを乗るつもりが1本早いバスに乗ることができたのでよかった。

今回のコースはアップダウンは激しくなかったが、歩行時間が7時間弱と歩きがいのあるコースだった。


■写真一覧
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2015年3月29日 赤城山(黒檜山・駒ヶ岳)

2015年04月05日 | 日本百名山登山
黒檜山は日本百名山の赤城山の最高峰。
雪山入門コースとしても知られるので雪がなくならないうちに行ってきた。

■コースタイム
10:10ビジターセンター→10:40-1050黒檜山登山口→12:10駒ヶ岳分岐→12:12黒檜山山頂→12:18~12:25展望地→12:30~13:20黒檜山→12:45駒ヶ岳分岐→14:15~15:20駒ヶ岳→15:05駒ヶ岳登山口→15:07あかぎ広場前バス停


黒檜山は都内から日帰りできるため、前橋駅からのバスが混雑すると聞いていた。
早めに前橋駅に着いてバスを待っていた。
その日の天気予報は天気が良くなかったせいかバスに乗ったのは登山者のカップルと自分だけだった。

ビジターセンターでバスを降り、黒檜山登山口へ歩いて移動。
大沼は全面結氷しており、ワカサギ釣りを楽しんでいる人たちがいた。
途中まで大沼を歩いた。

黒檜山登山口で10本爪のアイゼンを装着した。
登山口からすぐに急坂が控えていた。

駒ヶ岳分岐まで急坂が多かった。
10本爪を持ってきて正解だった。
ところどころ見晴らしの良い場所があり、大沼や対岸の地蔵岳が見えた。
天気予報のせいか山自体も人が少なく静かだった。

急坂を登っている途中、下山中の女性が後ろに転倒した。
女性の足元を見るとチェーンアイゼンだった。
ほとんどの人がアイゼンを装着している中、チェーンアイゼンでは厳しいのでは・・・と思った。

12時12分、黒檜山山頂着。
山頂にある看板は雪で一部埋もれていた。
これで登頂済みの日本百名山は6座目。

山頂から先に進んで展望台へ。
曇り空で眺めはよくなかったが、谷川岳や武尊山、至仏山や燧ケ岳、日光白根山や男体山、皇海山と思しき山々が見えた。
いずれの山もまだ登ったことはない。
交通が不便な皇海山以外は今年中に登りたいと思った。

黒檜山山頂で昼食後、駒ケ岳へ。
遮るもののない尾根道を歩くのは気分がよかったが、雪庇ができていたので近づかないように歩いた。

駒ケ岳からの下山道には鉄製の階段があった。
大変歩きにくかったので、階段の脇の雪が積もっている場所を歩いた。
誰もが同じことを考えているのか、トレースができていた。

バスの時間の10分少し前に駒ケ岳登山口へ下山。
バスに乗ったのは自分一人だけ。

東京からの日帰りは時間がかかったが、静かな雪山が楽しめて行ってよかったと思う。


■写真一覧
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