生姜ちくわのぶらぶら山日記

趣味の登山を中心としたブログです。2014年11月より日本百名山登山開始、2018年9月23日全座登頂。

2011年12月31日 鎌倉・江ノ島・藤沢散歩

2011年12月31日 | 都外散歩
2011年の散歩納めは鎌倉・江ノ島・藤沢散歩。
鎌倉を訪れるのは約5年ぶり。

出発地は鎌倉駅。
お寺に寄り道しつつ化粧坂に向かい源氏山公園へ。
公園をうろうろした後大仏ハイキングコースを歩いた。
大仏ハイキングコースは一部足場の悪いところもあるが初心者でも楽しめるコースだった。

ハイキングコースを抜けると鎌倉の代表的な観光地の鎌倉大仏と長谷寺を拝観。
年末とあって観光客は少なめ。
おかげでゆっくり拝観できた。
長谷寺からの眺望はとてもよかった。

長谷寺の後は神社やお寺に寄り道しながら、稲村ガ崎へ。
稲村ガ崎からの眺めもよかった。
相模湾を見ながら江ノ島へぶらぶらと歩いた。

江ノ島についたころにはすっかり日が暮れ営業している店が少なかった。
鳥居のある入り口付近をうろうろして、空いている店で年越しそばならぬ年越ししらす丼を食べた。
しらす丼で元気になり、藤沢駅まで歩いた。

大仏ハイキングコースの山、鎌倉大仏や長谷寺の観光地らしい場所、相模湾の海と一日でいろいろと楽しめた。
鎌倉はまだ行っていない場所もあるのでまた足を運びたい。

2011年の最後の散歩が楽しいものになってよかった。
来年も楽しく歩きたい。














2010年2月20日 三浦半島散歩イベント参加(その2)

2010年03月02日 | 都外散歩
(その1はこちら


■城ヶ島渡船「白秋」
昭和35年(1960)に城ヶ島大橋の開通により廃止された渡し船が平成20年に再開。三崎港産直センター「うらり」と城ヶ島を結ぶ。


白秋。


城ヶ島大橋。乗船中に撮影。


■北原白秋記念館・記念碑
詩人北原白秋は大正元年(1912)に「桐の花事件」(人妻と姦通、その夫より姦通罪で告訴された事件)を起こし翌年三浦に移住した。記念館は白秋の三浦時代に関する資料等を展示。記念館のそばにある記念碑は、白秋の作品「城ヶ島の雨」の一節を彼の筆跡で刻んだもの。


記念館。


記念碑。


■城ヶ島県立公園
城ヶ島の東半分を占める約14.6ヘクタールの公園で、展望台や水仙ロード、ウミウ生息地がある。


第1展望台からの伊豆諸島方面を眺める。


同じく第1展望台からの伊豆方面を眺める。


第2展望台から房総半島方面を眺める。


同じく第2展望台から岩場を見下ろす。


岩場。


ライオンに見える岩。


寝ている魚に見える岩。


真っ青な海。


水仙ロードの水仙。ほとんどの水仙の盛りは過ぎていた。


ウミウ生息地。約2,000羽のウミウが集まる。


■安房崎灯台
城ヶ島公園を下った岩場にある高さ13mの灯台。




■馬の背洞門(めがね岩)
自然が作った海食洞門で、長い年月をかけて波浪や風雨などに浸食されてこのような形になった。




■城ヶ島灯台
城ヶ島西端に建つ、明治3年(1870)年に初点灯した日本で5番目に古い洋式灯台。関東大震災で崩壊、昭和元年(1927)に再建された。




■おまけ


楫の三郎山。小高い丘で、丘の上には楫ノ神社があり漁業関係者が集まる。


楫ノ神社。


楫の三郎山の近くにある灘ヶ崎。


夕日。

2010年2月20日 三浦半島散歩イベント参加(その1)

2010年02月28日 | 都外散歩
この日は仲間内の三浦半島散歩イベントに参加した。
参加人数は10名程度。このところ自分でイベントを主催してばかりなので、一参加者としてイベントに参加するのは久しぶり。参加者の身分は実に気楽だ。

■コース 
京浜急行・三崎口駅→(バスで移動)→三崎下町(本端寺、光念寺、海南神社、三崎フィッシャリーナ・ウォーフ「うらり」)→城ヶ島渡船「白秋」→北原白秋記念館・記念碑→城ヶ島県立公園(第1展望台、第2展望台、水仙ロード)→安房崎灯台→馬の背洞門(めがね岩)、城ヶ島灯台→(バスで移動)→京浜急行・三崎口駅


■本端寺
応永元年(1394)創建の曹洞宗の寺院。元々三浦氏が鎌倉に創建したものをここに移転したと言われる。鎌倉将軍頼朝が三浦半島に設けた3つの御所(桜、桃、椿)のうちの一つ、桜の御所があった場所。


本堂。


境内の梅。


境内の桜。


■光念寺
建久5年(1194)創建の浄土宗の寺院で、鎌倉幕府初代の侍所の別当だった和田義盛の開基と伝えられる。


本堂。元文5年(1740)建立。あいにく工事中だった。


山門前からの眺め。手前が三崎下町の家並み、奥は城ヶ島大橋と城ヶ島。


■海南神社
御祭神は藤原資盈(すけみつ)と盈渡姫(みつわたりひめ)。資盈は藤原鎌足の後裔で、太宰府の少弐広嗣の孫にあたる人物。伴大納言善男の讒言に遭い、一族郎党を連れて船で逃れたが途中暴風に遭い、貞観六年(864)に三浦に漂流した。その後房州の海賊を平定するなど、領民のために尽くしたため、死後神として祀られた。


本殿。


頼朝手植えと伝えられる銀杏の木。樹齢約8百年。


■三崎フィッシャリーナ・ウォーフ「うらり」
平成13年にオープンした産直センターで、前三崎魚市場の跡地に建設。マグロをはじめとする海産物や農産物、お土産品を販売。


建物。


建物内。


入り口でイカを干していた。


二階より三浦港を眺める。


■おまけ


三崎下町の寺社巡りをしているときに目にした古い建物。


木造家屋。


江戸時代の蔵を利用した店舗。


昼食の「庄和丸」のマグロづけ丼。「庄和丸」はテレビ番組に出た店で、名物のマグロ漬け丼は赤身がたくさんのっていておいしかった。


2009年11月3日(火) 三浦半島ハイキング

2009年11月03日 | 都外散歩
この日は知人達と三浦半島のハイキングをした。気温はいつになく低かったが晴天だったのでよかった。近頃街歩きばかりしているので山道を歩くのは久しぶりだった。たまには自然の豊かな場所を歩くのもよい。
行き先は以下の通り。

YRP野比駅→横須賀リサーチパーク→→三浦富士・浅間神社奥宮→砲台山→武山・武山不動→津久井浜観光農園→北下浦海岸→京急長沢駅


■横須賀リサーチパーク(YRP)
平成9年に誕生した移動体通信技術に特化した研究開発拠点。面積61.7ヘクタール(東西役1.6km、南北約0.7km)の敷地内に、公的な研究機関や国内外の民間研究機関が多数立地し、基礎から最先端にいたる幅広い分野の研究開発の活動を進めている。この日は祝日で人がほとんどおらず閑散としていた。


建物はNECの研究施設。手前は空き地。


空き地から房総半島がよく見える。


パナソニックの研究施設。


NTTドコモの研究施設。


YRPに研究施設のある(株)矢崎総業技術研究所が自然を再生しようという試みで作った人工の小川。メダカやハヤが元気に泳いでいた。


■光の丘水辺公園
YRPの一角にある公園。園内に4つの人工池と緑地があり、野鳥や四季折々の草花の観察が楽しめる。10~3月の間は3つの池は開放されていない。


開放されている池。コイが泳いでいた。


4月~9月に開放される池。


■三浦富士・浅間神社奥宮
標高183m。山頂には浅間神社奥宮がある。山頂からの眺めは素晴らしく、相模湾から東京湾まで、伊豆大島や房総半島が望める。津久井浜から三浦富士に登る途中には、浅間神社の鳥居がある。山頂まで急な山道が続き、登るのがかなりきつかった。


三浦富士の入り口。看板がないと入り口とはわからない場所にある。


浅間神社若宮。「若宮神社」の石碑がないと神社とはわからない。


シダの生い茂る足場の悪い山道。


ひたすら急な山道を登る。かなりきつい。


やっとのことで山頂に。すばらしい眺め。つらい思いをして登った甲斐があった。


富士山が見えて感激(ズーム機能を使用して撮影)。


山頂の浅間神社奥宮。


■砲台山(大塚山)
標高204m。昭和初期に海軍が砲台をつくったことから砲台山と呼ばれるようになる。山頂には、金網で囲まれた海上保安庁の武山受信所がある。その横に、すり鉢状の砲台跡が今も残る。


三浦富士から砲台山へ向かう山道。起伏は穏やか。


途中の見晴台からの眺め。


山道にあるコンクリート製の太い柱2本。サーチライトが取り付けてあったと言われる。


砲台跡。


武山受信所。


■武山・武山不動
標高200m。山頂には龍塚山不動院持経寺(武山不動)がある。山頂一帯に2,000本のツツジがあり、5月上旬には見事な花が楽しめる。展望台からは東京湾と房総半島、伊豆大島、伊豆半島、富士山が望める。国土交通省「関東の富士見百景」に選定された。


展望台からの三浦海岸方面を見下ろす。ここからの眺めもすばらしかった。残念ながら富士山は見えず。


横浜方面の眺め。


武山不動の本堂。


■津久井浜観光農園
四季を通じて様々な味覚狩り(いちご、じゃがいも、メロン、さつまいも、みかん)を楽しむことができる農園。みかん狩りをする予定だったが、営業時間に間に合わずに断念。みかん畑はいたるところにあり、みかんがたわわになっていた。


野菜畑の奥にみかん畑が広がる。


手前がキャベツ畑、奥がみかん畑。






■北下浦海岸
野比から長沢、津久井と続く海岸で、房総半島を眺望できる。長沢川河口近くには、長沢に滞在した放浪の歌人若山牧水夫妻の歌碑がある。


房総半島方面の眺め。


三浦海岸方面の眺め。


■今日のにゃんこ


武山の山頂にいた猫。





2009年10月17日(土) 横須賀・浦賀~久里浜散歩

2009年10月18日 | 都外散歩
この日はある散歩イベントに参加して、横須賀市の浦賀と久里浜を歩いた。横須賀を散歩するのは初めてだった。知らない街を散歩するのは楽しい。


■浦賀ドック跡地
一世紀以上にわたり約1000隻にのぼる艦船を作りつづけたドックの跡地。明治30年(1897)浦賀船渠株式会社が創設され、2年後にはドライドックが建造、浦賀重工業株式会社を経て住友重機械工業株式会社となった。平成15年に閉鎖。




■八雲神社
もとは大谷山満宝院八雲堂という修験の寺で、明治以降神社に変わった。江戸時代に建てられた建物はそのままで、屋根に宝珠が乗る寺院型式のお堂建築となっている。お堂の中には修験の護摩壇が残っている。




■乗誓寺
浄土真宗の寺院で、親鸞の教えに帰依した了源が安貞元年(1227)平塚の地に阿弥陀堂を建てたのが始まりで、後に戦乱を逃れるために浦賀に移転、寛永14年(1637)から乗誓寺を名乗った。この寺の墓地には、江戸時代にこの地で盛んだった干鰯(鰯を油抜きして干したもので綿花の肥料になる)問屋の大店の墓が残る。




■顕正寺
天正元年(1573)に顕正坊日実大徳という僧が顕正庵を結んだことによって開かれたといわれる日蓮宗の寺院。墓地には、直木賞作家の山口瞳の墓がある。




■東耀稲荷
 天明2年(1782)の創建で食保命(うけもちのかみ)を祀る。古くは隣接する東耀山顕正寺の境内にあったため、東耀稲荷と呼ばれる。欄間(らんま)や格天井などには見事な彫刻が施されている。


鳥居の隣には懐かしい手押しポンプの井戸が。散歩中にこれ以外にも2つ見つけた。




■東林寺
浦賀奉行所の与力であった中島三郎助の墓がある。中島は嘉永6年(1853)のペリー来航の際に最初に黒船に乗り込み、黒船使節団との折衝に当たった人物。明治時代には幕臣としての遺志を貫き、函館で政府軍との戦いで息子と共に戦死した。




中島三郎助の墓。近くには戦死した2人の息子の墓もある。


■東叶神社
浦賀の港をはさんで、西叶神社と向かい合って立つ神社。祭神は応神天皇。社務所の裏には井戸があり、勝海舟が咸臨丸での太平洋横断を前にこの井戸で水垢離をした後、山頂で断食したと伝えられている。




勝海舟ゆかりの井戸。


社殿の前から対岸を望む。


■徳田屋跡
江戸時代から大正時代まで続いていた旅館の跡。吉田松陰や桂小五郎、浮世絵師の歌川広重が泊まった。石碑は吉田松陰は師の佐久間象山とペリ-来航時の対応策等についてこの旅館で議論したことを記念するもの。




■浦賀の渡し
ポンポン船の愛称で親しまれる。享保10年(1725)ごろから記録に登場する古い渡し船。かつては木造船だったが、現在は強化プラスチックの船。定員12名、料金は大人150円。対岸には数分で着く。


渡し船乗り場。




渡し船からの眺め。


■西叶神社
京都神護寺の文覚上人が源氏の再興を祈願して石清水八幡宮を勧請したもので、平家が滅亡しその願いが叶ったことにより「叶明神」の称号が与えられたと伝えられている。社殿は、天保13年(1842)に建造されたもの。社殿には230を超える彫刻が施されている(残念ながら見る暇がなかった)。




願いが叶いそうな絵馬。


■常福寺
文明年間(1469~1486) に創建され、浦賀に奉行所が移されてからは、浦賀における本陣(御用寺院)の役割を果たした。 「良樹院殿珊誉昌栄大禅定尼尊霊位」と刻まれた位牌は、むし歯によく効くと評判を呼び 歯科医療の発達していない時代に、むし歯に悩む人々の信仰を集めた。




■船番所跡
享保6年(1721)に浦賀奉行所の出先機関の船番所が置かれた。船番所は船の関所で江戸に出入りをする船の乗務員や荷物の検査を厳しく行った。現在は公園として整備されている。






浦賀港引揚記念の碑。浦賀港は太平洋戦争終戦後の引揚指定港の一つで、南方や中国大陸からの約56万人の引揚者を受け入れた。


■ペリー公園
嘉永6年(1853年)に日本の開国を求めて来航したアメリカ海軍提督ペリーが久里浜海岸に上陸したことを記念する公園。石碑は明治34年(1901)に建てられた。碑文の「北米合衆國水師提督伯理上陸紀念碑」は伊藤博文の筆による。園内のペリー記念館内には、ペリー来航に関する歴史的資料や模型などを展示。




石碑。


ペリー記念館。


■くりはま花の国
首都圏有数の花の名所で、春にはポピーが、秋にはコスモスが楽しめる。園内にはハーブ園があり、収穫したハーブを入れた足湯が楽しめる。100万本のコスモスの花のじゅうたんを大変期待して訪れたが、先の台風18号の被害にあい、コスモス畑は残念なことになっていた。幸いイエローキャンパスという黄色いコスモスはなんとか咲いていた。春にポピーを見に訪れたい。


イエローキャンパスが咲いていた畑。




コスモス畑を見下ろす。ピンク色のじゅうたんが見られるものと思ってわくわくしていたのだが・・・


ゴジラが突如出現、観光客に襲い掛かる!・・・というのはうそで実は滑り台。


愛の鐘。この鐘を二人で鳴らすと良いことがあるらしい。


ハーブ園。


久里浜港を望む。


■今日のにゃんこ


くりはま花の国の愛の鐘のそばのベンチにいた猫。首輪がないので野良猫かと思い込んでいた。ベンチに寝転んでいたおじさんにとてもになついていたので不思議に思ったが、おじさんが猫に声をかけて起き上がって歩き出すと猫はもう一匹の猫とともにおじさんの後についていった。どうやら飼い猫でおじさんが散歩させているようだ。犬の散歩は毎日目にするが、猫の散歩は初めてだ。