生姜ちくわのぶらぶら山日記

趣味の登山を中心としたブログです。2014年11月より日本百名山登山開始、2018年9月23日全座登頂。

2002年 ヨーロッパ旅行写真(フランス編・その1)

2006年02月28日 | 海外旅行
「2000年 ヨーロッパ旅行写真」シリーズのフランス編です。ここではフランス南部プロヴァンス地方のアルル・アビニョン・ニームで撮影した写真を掲載します。


【アルル】



円形闘技場(1世紀末ごろ)。ローマ時代にローマの植民都市として栄えたアルルにはローマ時代の遺跡が残っています。




円形闘技場。夏には闘牛が行われます。




古代劇場(紀元前1世紀)。現在は2本の円柱を残すのみ。




古代劇場の敷地にあった城壁と満開の花。




アリスカン。紀元前3世紀の墓地。ゴッホやゴーギャンが画題にしています。




アリスカンの石棺と白い花。




コンスタンチヌス共同浴場跡(4世紀)。




カフェ・ラ・ニュイ(夜のカフェ)。ゴッホが作品「夜のカフェ」で描いたカフェで、現在も営業中。




サン・トロフィーム教会。12世紀のロマネスク式の教会。正面入り口の彫刻と回廊がすばらしいです。




正面入り口の「最後の審判」の彫刻。




サン・トロフィーム教会の回廊と鐘楼。




回廊と咲き乱れる花。思わず回廊にたたずんでぼーっとしたくなります。




回廊。



【アヴィニョン】



アヴィニョン教皇庁。「アヴィニョン捕囚」により14世紀にローマから移った教皇のために建造。内部は有料で見学できます。




サン・ベネゼ橋。童謡「アヴィニョン橋の上で」で有名な橋です(フランス人なら誰でも知っている橋らしいです)。12世紀後半架けられましたが、17世紀の大洪水で一部流され、現在もそのままになっています。




サン・ベネゼ橋の上。有料で橋の上に上ることができます。



【ニーム】



円形闘技場(紀元前1世紀末)。現在はイベントやコンサートで使用されています。ニームにも古代ローマの遺跡が残っています。




メゾン・カレ。紀元前1世紀に建てられた神殿で、現在は博物館として使用されています。




ラ・フォンテーヌ庭園(18世紀)。




ディアナ神殿。ローマ時代の神殿で、ラ・フォンテーヌ庭園内にあります。




古代ローマの城壁。


2月26日(日) 東京・両国 江戸東京博物館へ

2006年02月27日 | 美術館・博物館巡り
月曜が始まりましたね。週末はどうお過ごしでしたか?
私の方は、2月26日(日)に天気がよければ湯島天神へ梅を見に行く予定でしたが、あいにくの雨のため代わりに両国の江戸東京博物館に初めて行ってきました。

博物館では常設展と企画展を見てきました。
常設展は、展示品数が多く、しかも展示品の解説が詳しいために想像以上に見ごたえがあります。常設展では江戸時代を扱う江戸ゾーンと明治以降を扱う東京ゾーンに分かれています。

館内は、単に展示品をガラスケースに陳列するだけでなく、来館者に当時の様子をイメージしやすくするための様々な工夫がなされ、大人から子供まで楽しめるようになっています。
例えば、当時の様子を視覚的にイメージしやすくするため、江戸時代の棟割長屋や芝居小屋などを原寸大に復元した模型や、江戸・明治時代などの街並みを縮尺した模型が置かれています。また、五感を使ってイメージしやすくするため、当時の映像や音を見聞きできるコーナーや、明治時代の人力車やダルマ自転車に乗車できるなどの体験コーナー、展示物を手で触れられるコーナーが設置されています。

展示品と解説を一つ一つよく観ていけば半日はかかると思います。「効率よく展示を見たい」という方は、無料のボランティアガイドの利用がお勧めです。実際利用しましたが、ガイドは見所のポイントをよく押さえており、展示品の解説に書いていないことを教えてくれたり、質問に親切に答えてくれました。ガイドは予約可能ですが、予約なしでも応じてくれます。

江戸東京博物館の詳しい情報は、当館ホームページ(http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/index.html)で見ることができます。行ったことのない方は一度どうぞ。お時間があれば博物館の近くの両国国技館や旧安田庭園などの見所も合わせてどうぞ。


2002年 ヨーロッパ旅行写真 (スペイン編・その3) 

2006年02月25日 | 海外旅行
続けてバルセロナの写真をアップします。


【カサ・ミラ】



カサ・ミラの全貌。1906~10年作。うまく表現できませんが、建物というより触るとぐにゅぐにゅするちょっとグロい生き物のように見えます。




玄関口の一つ。ここは出入りできないようになっています。




中庭から空を見上げる。




屋上。あちこちに立っているアヤシゲなオブジェ、実は煙突。


【カサ・バトリョ】



中央がカサ・バトリョ。1904~6作。カサ・ミラよりぐにゅぐにゅ・グロ度アップ。有料で建物内部の見学が可能でしたが、高かったので断念しました。今ブログを書きながら「見学しておけば…」と少し後悔。




今にもうごめきそうな窓。


【グエル邸】



グエル邸。1886~1890年作。内部はガイドつきで有料で見学できますが、写真撮影不可。




屋上。カサ・ミラと同様オブジェのような煙突があります。


【コロニア・グエル教会】



コロニア・グエル教会の全貌。1908~09年。未完成の作品。




教会入り口。




装飾。



【その他の写真】



旧市街。




旧市街の大聖堂。




バルセロナから電車で2時間のフィゲラスにあるダリ美術館。ダリ・ワールドが堪能できます。外観からキテます。




壁に絵画が2枚飾られ、暖炉とソファーのある部屋をある場所から覗くとアラ不思議、女性の顔が出現!ダリ美術館内のところどころにこのような変な仕掛けが。




ダリ美術館内の一角。


2002年 ヨーロッパ旅行写真 (スペイン編・その2) 

2006年02月25日 | 海外旅行
続いて2002年にスペインのバルセロナで撮った写真をアップします。枚数が多いので2回に分けてアップ。

私がバルセロナを訪れた際には、バルセロナは建築家アントニオ・ガウディの生誕150周年ということで街をあげて盛り上がっていました。そのためかバカンスのシーズンでもないのに宿探しに非常に苦労しました。他の街では全くそんなことはなかったのですが。

あと、フランス・アビニョンへの夜行バスに乗る日に、運悪く街中がストライキに見舞われ、商店のほとんどが閉鎖、公共交通機関がほぼストップし街としての機能が停止したことがあります。街に居場所がないため、チェックアウトした宿に戻って夜まで部屋を貸してくれと頼んだところ満室と断られ、仕方なく公園に行き、ストライキが落ち着くまで公園のベンチで時間つぶしに苦労したことがあります。ストライキがこれほどすごいものだとは知りませんでした。皆さんもスペインに行かれる際にはストライキにご注意を。

バルセロナでは散々な目に遭いましたが、長年見たいと思っていたガウディの作品を見ることができたのでまあよしとしましょう。



【サグラダ・ファミリア(ガウディ)】



サグラダ・ファミリア(聖家族教会)の全貌。ガウディは1883年から1926年に亡くなるまで建設に携わりました。現在も建設中で完成時期は不明。「建築」というよりも「巨大な生命体」という印象を受けました。




尖塔。




「誕生の門」。




「誕生の門」の彫刻。聖母子とヨセフ。




柱を一生懸命支える亀さん。サグラダ・ファミリアでは動植物も装飾に使用されている。ガウディの作品は遠くから全体を眺めるだけでなく、近くに寄って細部を見るのも楽しい。




壁にへばりつく貝達。




らせん階段。



【グエル公園】



グエル公園入り口付近。1900~14年に作られたグエル公園を含め、ガウディの作品は現代人にも斬新さを感じさせる。当時の人々はガウディ作品に度肝を抜かれたことでしょう。




カラフルなかわいいとかげ。




公園内。白いひだひだは実はベンチ。




ベンチのタイルのモザイクの背もたれ。




公園入り口そばの家。写真が小さくて分かりにくいですが、まるでお菓子で作った家。




公園内にはこんな場所もあります。



2002年 ヨーロッパ旅行写真 (スペイン編・その1) 

2006年02月24日 | 海外旅行
ブログを始めたばかりで書き慣れていないためか、記事を書き終えるのに思ったよりも時間を費やしてしまい、正直ちょっとしんどいです。せっかく気合を入れて始めたブログ、三日坊主にならずに続けていきたいですね。

さて、今回は趣向を変えて、過去の旅行の写真をアップします。文章は少なめ。写真は2002年の5月から約3ヶ月間のヨーロッパ旅行で撮影したものです。行き先はスペイン、フランス、ベルギー、オランダ、モロッコ。今回はスペインのコルドバ、グラナダ、セビリアで取った写真を一部掲載します。


【コルドバ】



旧市街の一角。白い壁が印象的。




同じく旧市街の一角。




メスキータ(モスク)。8世紀にイベリア半島を支配していたイスラム教徒が立てたモスクを、13世紀にコルドバを奪回したキリスト教徒がキリスト教の大聖堂に改築。イスラム教とキリスト教が交じり合った不思議な建物。




メスキータの尖塔。


【グラナダ】



アルハンブラ宮殿。イベリア半島で花開いたイスラム文化の遺産が奇跡的に残る。




アルハンブラ宮殿の「獅子の間」。アーチが美しい。




アルハンブラ宮殿の室内の装飾。緻密な装飾に驚かされる。




アルハンブラ宮殿の一部を外から撮影。宮殿の庭園は広くて歩きがいあり。


【セビリア】



セビリアの大聖堂。スペイン最大の大聖堂で、世界三大大聖堂(他はバチカンのサンピエトロ大聖堂、ロンドンのセントポール大聖堂)の一つ。




大聖堂の「ヒラルダの塔」。イスラム様式とゴシック様式が融合した建築。




アルカサル(城)の内部。繊細な装飾が美しい。




同じくアルカサルの内部。


【おまけ】



アルハンブラ宮殿の庭園のベンチで日なたぼっこ中のねこ。




グラナダの宿のねこ。カメラを近づけても逃げずに何枚も写真を撮らせてくれました。




お散歩中のねこ。セビリアにて。