生姜ちくわのぶらぶら山日記

趣味の登山を中心としたブログです。2014年11月より日本百名山登山開始、2018年9月23日全座登頂。

2011年5月7日 東海道徒歩の旅6(興津宿、江尻宿、府中宿)

2012年01月22日 | 東海道徒歩の旅
この日は興津駅から静岡駅まで歩いた。

この日歩いた場所で印象に残ったのは興津の清見寺。
清見寺は今から1300年以上前の白鳳年間に設けられた清見関の傍らに建てられた仏堂が始まりとされ、足利尊氏や今川義元、徳川家康といった権力者の帰依を受けていた寺。

境内の一部が工事中のため、国指定名勝の庭園にも養生シート等が置かれていたのが残念だったが、江戸時代中期の五百羅漢像や、家康お手植えの臥龍梅、琉球王子の墓、朝鮮通信使が残した詩文等、見ごたえがあった。

あとは清水港で食べた海鮮丼か・・・(笑)。
徒歩の旅にでる前は昼食痔においしいものを食べたいと思っていたが、昼食を取りたいときに食事できるお店がなく、コンビニのおにぎりやカロリーメイトで済ませていたことが多かったので、最終日にようやく希望がかなってよかった。


4/30と5/3~5/7の6日間歩いてみて、一番よかったのは箱根山越え。
なかなかつらい山道だったが、その分山越えの達成感、充実感が味わえた。
また、江戸時代の街道の面影を残す石畳の道がとてもよかった。

二番目によかったのは薩多峠。
眺望がすばらしかった。
ただ富士山が見られなかったのは今でも心残りだが・・・。

次回は静岡駅からスタート。
新幹線が停まる駅で移動が楽なので助かる。


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2011年5月6日 東海道徒歩の旅5(蒲原宿、由比宿、興津宿)

2012年01月21日 | 東海道徒歩の旅
この日は富士川駅から興津駅まで歩いた。

一番印象に残ったのは広重の浮世絵にも描かれた難所、薩埵峠。
薩埵峠はハイキングコースになっていてよい運動になった。
みかん・びわ畑沿いの道を歩いているとみかんの香りが漂ってきた。
薩埵峠からの駿河湾の眺めはとてもすばらしく、上った甲斐があった。

ただ曇り空だったので残念ながら富士山は見えなかった。
薩埵峠からの富士山は今回の旅で期待していたものの一つだったので見えなかったのは心残り。
晴れた冬だったらよく見えたと思うので、冬にもう一度歩いて見ようと思う。

他に印象に残ったのは、薩埵峠の手前にある寺尾・倉沢の集落。
街道は江戸時代と変わらないと思われる道幅で、古い建物が多く立ち並んでいた。
昔の面影が残る街道を歩くのは楽しい。
いつまでもこの面影が残っていてほしい。

あとは蒲原宿、由比宿に残る古い建物。
蒲原宿の手前の吉原宿から東の宿場には古い建物があまり残っていなかったのでよかった。
建物内の見学をしたかったが、祝日の翌日で閉鎖されていたのが残念。


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2011年5月6日 東海道徒歩の旅5(蒲原宿、由比宿、興津宿)(その1)
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2011年5月6日 東海道徒歩の旅5(蒲原宿、由比宿、興津宿)(その2)
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2011年5月6日 東海道徒歩の旅5(蒲原宿、由比宿、興津宿)(その1)


2011年5月6日 東海道徒歩の旅5(蒲原宿、由比宿、興津宿)(その2)



2011年5月5日 東海道徒歩の旅4(原宿、吉原宿)

2012年01月11日 | 東海道徒歩の旅
この日は原駅から富士川駅まで東海道沿いを歩いた。
歩いたコースは見るところが少なかったが、印象に残ったことが2つ。

一つ目は吉原で見た富士山。
毎日曇り空で富士山がまったく見えず悲しい思いをしていたが、吉原駅の先の工場地帯の大通りで富士山の山頂の一部がうっすらと見えたときにはその大きさにびっくり!
さすが日本一の山。

二つ目は毘沙門天妙法寺の洞窟七福神。
ここはB級スポット臭が漂う空間だった。
ネパール風の顔の描かれた仏塔の中に入ると甲高い声の女性が歌うインディアンポップスが流れた。
洞窟のところどころには中国風の七福神のタイル絵が貼られた祠があり、インド風・中国風・日本風の七福神像が祀られていた。
洞窟内には「日本一大きい幸福の鍵」という存在理由が不明なものやインドやチベット風の神や仏の絵が飾られ、出口には招き猫や七福神などの大量の像がところせましと棚に置かれていた。
出口にはでかでかと「どんな苦難でも 必ず出口 即ち活路あり」と仏教的な教えが掲げられていた。

昨年11月の管理コミュのイベントで行った玉川大師の地下霊場も閉鎖的な暗い空間を巡礼する場所だったが、玉川大師の方はありがたさが感じられたが、こちらはなんと言えばいいのやら・・・(苦笑)。
B級スポットに興味のある人には楽しめると思う。


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2011年5月4日 東海道徒歩の旅3(三島宿、沼津宿、原宿)

2012年01月10日 | 東海道徒歩の旅
この日は三島駅から原駅まで東海道沿いを歩いた。
天気には恵まれたが、黄砂の影響か富士山が見られなかったのはとても残念。

国天然記念物・名勝の楽寿園では木々がこんもりと繁り、三島駅のそばにあるとは思えず。
園内の小浜池では観光パンフの写真のような眺めを期待していたが、水が完全に干上がっていた。
園内の説明板によると地下水くみ上げ量の増加により、池の湧水が枯れてしまったため、満水になるのはきわめてまれ、とのこと。

東海道からはずれるが、「東洋一の湧水」柿田川がよかった。
豊かな清流を眺めているととてもすがすがしい気分になった。
今後もずっと残ってほしい。


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2011年5月3日 東海道徒歩の旅2(箱根宿、三島宿)

2012年01月03日 | 東海道徒歩の旅
この日は箱根関所の先から三島駅まで東海道を歩いた。
距離にして15キロに満たないが歩きがい満点のコース。

箱根峠までは上り坂だったが、峠を越えると下り坂で楽だったが、石畳を歩く際には足首をひねらないよう気を使わないといけなかったのでその分疲れた。
今回のコースは坂だらけで上る人は大変だと思う。
石畳の道が多く、江戸時代の街道の面影を残していたので江戸時代の旅人気分が味わえた。

箱根町バス停周辺、山中城跡、三島大社周辺以外は買い物を出来る店や食事を取れる店がほとんどなかった。
自動販売機も少なかった。
事前に昼食や飲み物を用意しておいて正解だった。
用意しておかなければえらい目にあった。
事前調査をしておいてよかった。

山中城跡は後北条氏が築いた山城で、豊臣軍の攻撃でわずか半日で落城されたと伝えられている。
現在山中城跡は公園となっていて、当時の遺構が復元されている。
園内には富士山の眺めがよい場所があったが、曇っていて残念ながら富士山がまったく見えなかった。

三島大社は源頼朝が源氏再興を祈願成就した神社で、伊豆一宮。
広重の東海道五十三次シリーズにも描かれている。
前から行ってみたい場所だったので、希望が叶ってよかった。


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2011年5月3日 東海道徒歩の旅2(箱根宿、三島宿)(その1)
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2011年5月3日 東海道徒歩の旅2(箱根宿、三島宿)(その2)
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