生姜ちくわのぶらぶら山日記

趣味の登山を中心としたブログです。2014年11月より日本百名山登山開始、2018年9月23日全座登頂。

2012年5月7日 中山道徒歩の旅11(奈良井宿~福島宿)

2012年12月31日 | 中山道徒歩の旅
徒歩の旅後半の5日目。
とうとう最終日を迎えた。
奈良井から上松まで30キロ程度歩きたかったが、交通の便を考慮した結果、木曽福島までの21キロ程度にとどめた。
歩いた宿場は奈良井宿、藪原宿、宮ノ越宿、福島宿。

早朝の奈良井は人がほとんどいなくてとても静か。
街並みを独り占めできて気分が大変良い。

難所の鳥居峠は和田峠や碓氷峠に比べはるかに楽だった。
水場やトイレ付きのきれいな休憩所があり旅人に優しい。
峠道では人ひとり会わなかった。
新緑がとてもきれいですがすがしい気分で歩けた。
紅葉の時期もよさそう。
和田峠や碓氷峠はこりごりだが鳥居峠はもう一度歩いてもよい。

宮ノ越まで清らかな木曽川を見ながら国道を歩いた。
巴淵はエメラルドグリーンの川面がとてもきれいだった。
となりのあずまやで巴淵を見ながら休憩。
吹き抜ける風がさわやかで心地よかった。

宮ノ越宿と福島宿の間で中山道中間地点の石碑を発見した。
意外に早く中山道の中間地点に達している。

木曽福島では福島関所を見学。
これで四大関所(東海道の箱根関所・新居関所、中山道の碓氷関所・福島関所)は全て通過。
「出女」を厳しく取り締まっていた江戸時代だったらこう簡単にはいかないだろうが・・・。

次回の徒歩の旅は夏辺りか。
旅が終わってしまい寂しさでいっぱいだったが無事帰宅できたのでよかったとしよう。


■写真一覧

その1
http://blog.goo.ne.jp/photo/219276/tn

その2
http://blog.goo.ne.jp/photo/219279/tn


■スライドショー

その1
http://blog.goo.ne.jp/photo/219276/sl



その2
http://blog.goo.ne.jp/photo/219279/sl



2012年5月6日 中山道徒歩の旅10(贄川宿~奈良井宿)

2012年12月30日 | 中山道徒歩の旅
徒歩の旅後半4日目。
贄川宿から福島宿まで29キロ程度歩く予定だったが、午前中より悪天候に見舞われ奈良井宿までの7キロ強しか歩けなかった。
歩いた宿場は贄川宿、奈良井宿。

奈良井の手前の木曽平沢は漆器の街とあって漆器店がずらりと並んでいた。
朝早い時間帯に歩いたので店はすべて閉まっていたが。

奈良井宿近くの木曽の大橋を見に行く途中で雷と横殴りの雨に遭遇。
近くの喫茶店で雨宿りした。
奈良井は標高900メートルの高地に位置しているので、雨が降ると気温が下がって寒い。
5月だが喫茶店ではストーブがたかれていた。
すっかり体が冷えきっていたのでストーブにかじりついて暖を取った。

奈良井宿では雨宿りしながらのんびりと観光した。
伝統的な建物がおよそ1キロにわたり軒を連ね、江戸時代の宿場に迷い込んだような錯覚を覚えた。
どこを切り取っても絵になり、カメラを片手に歩くのがとても楽しかった。
奈良井宿の情緒あるたたずまいがとても気に入った。
また訪れたい。


■写真一覧

その1
http://blog.goo.ne.jp/photo/219249/tn

その2
http://blog.goo.ne.jp/photo/219253/tn


■スライドショー

その1
http://blog.goo.ne.jp/photo/219249/sl



その2
http://blog.goo.ne.jp/photo/219253/sl



2012年12月24日 築地~月島散歩イベント主催

2012年12月29日 | 都内散歩イベント主催
53回目の今回はもともと予定していた築地に加え、放映中止となったプラネタリウム観覧の代替として佃島・月島を少し散歩した。
参加者は11名(男性5名、女性6名)。

築地には多数のミッションスクール発祥の記念碑や、アメリカ大使館跡、教会といった明治時代の築地居留地を物語るものが多くあった。
今の築地からは想像ができないが、かつては洋館が立ち並び外国人が往来する異国情緒あふれる場所であった。
街の歴史を再発見した散歩となった。
佃島・月島散歩は時間の関係であまりできなかった。
いずれこのあたりもじっくり歩きたい。

解散後の汐留のイルミネーションだが、カレッタ汐留が大混雑でショーをまったく見ることができなかった。
昨年は少し待てば前列で見られたので、今年も・・・と思ったが大誤算。
期待していた皆さんにはご迷惑をおかけし申し訳なく思う。
来年イルミネーション鑑賞をする場合にはクリスマス日から外してイベントを設定したい。

汐留のイルミネーションが不発だったので、皆さんと別れた後、六本木のミッドタウンと六本木ヒルズに行った。
ミッドタウンではイルミネーション鑑賞に2時間待ちだったのでそそくさと退散。
一方の六本木ヒルズはあまり混んでおらずゆっくり鑑賞できました。
21時ごろミッドタウンに再度行ったが1時間待ちなので完全に諦めた。
六本木から見える東京タワーのイルミネーションがきれいだったので東京タワーのふもとにも寄り道した。


■コース
築地駅→築地本願寺→工学院大学学園発祥の地→濱野家住宅→芥川龍之介生誕の地→浅野内匠頭邸跡→女子学院発祥の地→聖路加国際病院→トイスラー記念館→立教学院発祥の地→慶応義塾発祥の地→蘭学事始地→シーボルトの胸像→電信創業の地→月島の渡し跡→運上所跡 東京税関発祥の地→タイムドーム明石→築地居留地跡→アメリカ公使館跡→指紋研究発祥の地→カトリック築地教会聖堂→暁星学園発祥の地→ガス街灯→東京中学校発祥の地→雙葉学園発祥の地→青山学園記念の地→女子聖学院発祥の地→明治学院発祥の地→佃島渡船場跡→住吉神社→隅田川テラス→月島の渡し跡→勝鬨橋→築地駅


■写真一覧

その1
http://blog.goo.ne.jp/photo/219059/tn

その2
http://blog.goo.ne.jp/photo/219072/tn

■スライドショー

その1
http://blog.goo.ne.jp/photo/219059/sl



その2 ※なぜかスライドショーが写真一覧の写真の順と一致していません。
http://blog.goo.ne.jp/photo/219072/sl




2012年5月5日 中山道徒歩の旅9(塩尻宿~贄川宿)

2012年12月06日 | 中山道徒歩の旅
徒歩の旅後半の3日目。
下諏訪駅から贄川駅まで27キロ程度歩いた。
予定では奈良井まで歩くわけだったが、塩尻峠越えで時間を食ってしまったので断念した。
歩いた宿場は塩尻宿、洗馬宿、本山宿、贄川宿。


塩尻峠へ向かう上り坂は、舗装されてはいるが急勾配でしかも長い。
坂道のつらさにうんざりしつつ休み休み上った。

やっとの思いで塩尻峠に到着。
峠は塩嶺御野立公園となっていて、見晴らし台があった。
見晴らし台からは諏訪湖、八ヶ岳、南アルプス、北アルプスがよく見渡せた。
ベンチに座って景色を眺めつつ、さわやかな風に当たっていたら徐々に疲れがとれてきた。
塩尻峠を越えると上り坂がほとんどなかったので非常に楽に歩けた。


洗馬の先からは国道を歩くことが多かった。
山が迫り、はるか下には奈良井川が流れていた。
平地でしか生活したことのない人間にとっては新鮮な風景だった。

本山宿を超えしばらく歩くと、「是より南 木曽路」の石碑に出会った。
難所の多い信濃路を越え、いよいよ妻籠、奈良井、馬籠のある木曽路に突入。
木曽路はかねてから歩きたかった道なので、胸が高鳴った。


公民館の軒下で宿泊先の民宿に電話していたら突然激しい雨と雷が始まった。
雨はすぐに雹に変わった。
落ち着くまでしばらく雨宿り。
たまたま屋根のあるところにいたので運がよかった。
隣の民家の庭に目をやると5月なのにまだしだれざくらが残っていた。
信州の春はやってくるのも終わるのも遅いなぁ・・・。


■写真一覧

その1
http://blog.goo.ne.jp/photo/215105/tn

その2
http://blog.goo.ne.jp/photo/215107/tn


■フォトチャンネル

その1
http://blog.goo.ne.jp/photo/215105/sl




その2
http://blog.goo.ne.jp/photo/215107/sl