生姜ちくわのぶらぶら山日記

趣味の登山を中心としたブログです。2014年11月より日本百名山登山開始、2018年9月23日全座登頂。

2015年2月15日 大山(丹沢)

2015年02月21日 | 日本百名山以外の登山
今年のゴールデン・ウィークあたりから岩稜地帯のある2000メートル台の百名山に挑戦したいと思い、数日前にハイカットの登山靴を買った。
この靴を初めて履いて登る山は軽めの山がよいと思い、丹沢の大山を選んだ。

■コースタイム
7:35大山ケーブルバス停→7:50大山ケーブル駅→女坂→8:35~8:45トイレ→8:48~9:05大山阿夫利神社下社→10:25~11:25大山阿夫利神社本社→11:25~11:45見晴し台→13:00~13:10唐沢峠→14:00~14:10不動尻→14:10山神隧道→15:45広沢寺温泉入口バス停

大山ケーブル駅でバスを下車。
下車したのは数名でいずれも登山者。

ケーブルカーには乗らずに女坂を上がった。
「女坂七不思議」を探しながら歩いた。
すべて見つけられた。

大山阿夫利神社下社では、登山の安全を祈る登山者がお参りをしていた。
自分もお参りする。

社殿の前を通り、登山口に入る。
主要な登山道とあって登山者が多かった。
登山道から富士山が見える個所もあった。

突然大きな物音がした。
音がする方向を向くと鹿2頭がジャンプして山道を横切って行った。
先に進むと猟犬が吠えながら鹿が逃げた方向に走って行った。
鹿は猟犬に追いかけられていたようだ。

登山道は雪がなかったが山頂近くとなると凍結箇所があった。

10時半前に山頂の大山阿夫利神社本社に到着。
山頂では食事をしている人がすでに多かった。

食後、見晴台へ。
天気がよかったので眺めがよかった。

下山は唐沢峠~不動尻~広沢寺温泉方向へ。
こちらは表参道と異なり登山者がほとんどいなかった。
トレースは明確だったので問題なかった。

下り始めてから雪に覆われた滑りやすい急坂が現れた。
雪の下には木の階段があったが雪で埋もれて坂道状態になっていた。
非常に歩きにくかった。

やがてなだらかな尾根道に変わった。
途中、痩せ尾根が2か所ぐらいあったが両側に転落防止用の鎖が張られていたので問題なかった。

不動尻からは未舗装の登山道から舗装道に。
舗装道は時折凍結箇所が現れた。

山神隧道では電灯のない真っ暗な中を数分間歩いた。
隧道の中は昼間は思えない暗さだった。
(帰宅後、山神隧道をネットで検索したら有名な心霊スポットと初めて知った。)

舗装道をひたすら歩き、広沢寺温泉入口バス停でバスに乗った。

新しい靴で靴ずれになることはなかったのはよかったが、ハイカットの靴のためで足首が固定されて歩きにくかった。
コースタイムが計画よりも遅れてしまった。
早くこの状態に慣れたい・・・。


■写真一覧
http://blog.goo.ne.jp/photo/328387/tn


■スライドショー
http://blog.goo.ne.jp/photo/328387/sl


2015年2月8日 三頭山

2015年02月12日 | 日本百名山以外の登山
奥多摩湖に架かる麦山の浮橋が通行可能になったので、先週断念した三頭山に行くことにした。

■コースタイム
8:30峰谷橋→8:35麦山の浮橋→10:00~10:20休憩→10:30イヨ山→11:45ヌカザス山→15分休憩→13:00鶴峠→13:40御堂峠→13:45中央峰・東峰→13:50展望台→14:05三頭山・西峰→14:15ムシカリ峠→14:20~15:10三頭山避難小屋→16:05三頭大滝→16:40檜原都民の森出口→17:33数馬バス停→19:15上川乗バス亭

当日は曇り一時雨の予報がでていたため、青梅線や奥多摩駅からのバスで見かけた登山者は少なかった。
峰谷橋で下車した際は曇りだった。

麦山の浮橋を渡り、奥多摩周遊道路を歩き登山口へ。
登山口の階段からすでに雪があったので軽アイゼンを着用。
登っていくと雪がほとんどない場所も現れた。

9時半ばくらいから雪が降り始めた。
やみそうにないので途中で雨合羽を着た。
雪は柔らかく歩きにくかった。

イヨ山には9時30分ごろ着く予定だったが、雪でペースが落ち、途中で雨合羽を着たり休憩を取ったりしたので1時間程度遅く到着。
イヨ山を超えると雪の量が増えますます歩きにくくなった。
おまけに軽アイゼンに雪の塊が頻繁に付着した。
爪が効かなくなるので都度ストックで落としたため余計時間がかかった。

ヌカザス山を越えると急坂が現れた。
雪に足を取られる中での急坂の上りはきつかった。
ロープでバランスを取りながらゆっくり急坂を登った。

鶴峠にあった2つの指導標のうち、1本は半分以上雪に埋もれていた。

計画より1時間30分近く遅れて御堂峠に到着。
登山口からここまでで会ったのは単独行の男性2名のみ。
山は人の気配がなく、静寂に支配されていた。
峠から中央峰・東峰・展望台、西峰、三頭山避難小屋方面の路がのびていた。
避難小屋で休憩したかったが、三頭山の山名の由来の3つの峰を登らないともったいないので、まず踏み跡のある中央峰に向かった。

踏み跡は途中で消えたがそのまま進んだ。
中央峰、東峰に至り、展望台へ。
天気が良ければ展望台から御前山や大岳山が見渡せたが、空は真っ白で何も見えなかった。

西峰方面は踏み跡なし。
踏み跡をつけていく。
気分がよい。
西峰は広々としてベンチがあり休憩には最適そうだった。
天気がよければ登山者が休んでいただろうが、もちろんこの日は誰もいなかった。
天気が良ければ富士山や御正体山、三ツ峠山が見えるわけだがもちろん見えない。

避難小屋でお昼休憩を取った。
小屋の中も無人だった。
三和土に雪が残っていたので先行した登山者が寄ったのかもしれない。
室内はマイナス3度だったが温かく感じた。

槇寄山方面に下山予定だったが、計画よりも1時間以上遅れているので予定を変更、檜原都民の森を抜けることにした。
三頭大滝に立ち寄った。
8割がた凍結していた。
檜原都民の森でも、森林館の前で雪かきしている職員以外誰にも会わなかった。

奥多摩周遊道路を下って17時33分に数馬バス停に着いた。
下山できてほっとしたのもつかの間、バス時刻を見ると肝心のバスは3分前に出てしまった・・・。
次のバスは19時15分発。
バス停には待合所とトイレがあったが2時間近く待つのは難しいので時間をつぶせる場所を求めてバス通りを歩くことにした。

日が落ちてきたのでヘッドライトを着用して歩く。
時間をつぶせそうな場所は見当たらなかった。
途中数馬の湯があったが、入浴セットを持ってこなかったので断念した。
ところどころ民家が途絶え、暗闇の中を歩いた。
ヘッドランプの灯りが頼もしく感じられた。

19字15分上乗川バス停着。
結局1時間45分程度歩いてしまった。
19時32分のバスに乗って武蔵五日市駅へ向かった。

今回で奥多摩三山を登頂した。
三頭山は今まで歩いた雪山で一番歩きにくかったが、その分充実した山行となった。
また、静寂に包まれた山を登るのは楽しかった。

一つ反省。
今回は雪で時間がかかり下山ルートを変更した。
エスケープルートは予めつかんでいたのでよかったが、下山後のバスの時刻は調査していなかった。
2時間弱待てば次のバスがあったのでよかったが、地方に行くと乗れなかったバスが最終便という状況もありえる。
次回からは山行計画時にエスケープルート利用時のバス時刻も調べておきたい。


■写真一覧
http://blog.goo.ne.jp/photo/327459/tn


■スライドショー
http://blog.goo.ne.jp/photo/327459/sl



2015年2月1日 川苔山

2015年02月07日 | 日本百名山以外の登山
奥多摩三山の三頭山にヌカザス尾根を経由して登る予定だったが、前々日の積雪で奥多摩湖に架かる麦山の浮橋が通行止めとなったため行先を川苔山に変更した。

■コースタイム
7:50川乗橋→8:45~9:05細倉橋(休憩)→9:45~9:55う回路の登山口(アイゼン装着)→10:25~10:35百尋の滝→11:30足毛岩分岐→12:30~13:30川苔山(昼食)→13:50舟井戸→15:25~15:30大根ノ山ノ神の分岐(休憩)→16:20鳩ノ巣駅

奥多摩駅から出る東日原行のバスはほぼ満員。
川乗橋で下車したのは10数名。

川乗橋から細倉橋まで林道歩き。
林道は部分的に凍結していた。
凍結箇所を避けながら歩いたが凍結場所を避けようもないところはチェーンスパイクを着けて歩いた。

細倉橋からの登山道は橋が落ちたため通行止めとのことで迂回のためまた林道歩きとなった。
凍結箇所の多い林道歩きで2時間以上費やした。
退屈な上、体力を無駄に消耗。

登山口に到着、ようやく林道歩きから解放された。
登山口には都レンジャーの男性2名が巡回目的でいた。
中年女性2名が細倉橋からの通行止めの解除時期を男性達に確認していたので耳をそばだてた。
レンジャーの方の話によると、落ちた橋は鉄製の橋で想定外のことで復旧は未定、とのことだった。

百尋の滝は一部凍っていたが勢いよく水が流れ落ちていた。
冬の滝もなかなかいい。

林道歩きで疲れ気味だったので山頂までが非常に長く感じた。
滝から1時間程歩くと足毛岩分岐に至った。
足毛岩のない方に進んだ。
徐々に雪の量が増えてきたが、トレースがしっかりついているので問題なかった。

分岐より1時間程度で1363メートルの川苔山の山頂に到着。
晴天だったが、開放的な山頂では風が強くて寒かった。
山頂からは石尾根や富士山が見えた。

当初は古里駅方面に下山予定だった。
当日朝になって道幅が非常にせまく積雪時の通行が危険な個所があることがわかったので鳩ノ巣駅方面に下山した。

舟井戸あたりから薄暗い杉の樹林帯に突入。
同じ風景続きに飽き飽きしながら1時間半程度杉の樹林帯を歩いた。


細倉橋の通行止めが解除されたら、無雪期に川苔山に登ってみたい。
その際古里駅方面に下山したい。


■写真一覧
http://blog.goo.ne.jp/photo/326874/tn

■スライドショー
http://blog.goo.ne.jp/photo/326874/sl