生姜ちくわのぶらぶら山日記

趣味の登山を中心としたブログです。2014年11月より日本百名山登山開始、2018年9月23日全座登頂。

2015年9月18日~23日 北アルプス縦走(黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳・薬師岳) 4日目

2015年10月29日 | 日本百名山登山


3日目はこちら)

■コースタイム
7:30雲ノ平キャンプ場→12:30~13:15薬師沢出合→太郎平小屋→17:00薬師峠キャンプ場

■天気
晴れのち曇り

4日目は翌日の薬師岳登山を控え、薬師峠キャンプ場に移動した。
登山地図を見ると標準的なコースタイムが6時間程度だったので、7時30分に出発とのんびりしたものとなった。

雲ノ平ではギリシャ庭園やアルプス庭園、アラスカ庭園を眺めながらゆっくりと木道を歩いた。
庭園では紅葉も見られた。
落ち着いた雰囲気だった。

木道が終わると薬師沢出合までは苔むした岩がゴロゴロする急な下り坂が続いた。
雨で濡れ滑りやすく慎重に下ったために時間が大幅にかかった。
急坂が終わり薬師沢出合の清流に至るとホッとした。

薬師沢出合から太郎平小屋への登り返しでは薬師沢出合までの下り坂で体力を使ったためきつく感じた。
太郎平小屋に着いたのは17時と大幅に遅くなった。

薬師峠キャンプ場は混雑していたが、前日の雲ノ平キャンプ場程ではなかった。
翌日はいよいよ最後の日本百名山、薬師岳へ。


■写真一覧
http://blog.goo.ne.jp/photo/351313/tn

■スライドショー
http://blog.goo.ne.jp/photo/351313/sl






2015年9月18日~23日 北アルプス縦走(黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳・薬師岳) 3日目

2015年10月19日 | 日本百名山登山


(2日目はこちら

■コースタイム
5:40黒部五郎小舎キャンプ場→8:45三俣山荘→10:30~10:40鷲羽岳→13:15~13:20水晶岳→16:20祖父岳→17:30雲ノ平キャンプ場

■天気
晴れ

当初の計画では、この日は三俣蓮華岳キャンプ場を出発し、鷲羽岳・水晶岳を登り温泉沢ノ頭を経由し高天ヶ原温泉で入浴した後、高天原山荘に宿泊となっていた。
出発地が黒部五郎小舎キャンプ場と計画より移動が遅れていたこと、高天原山荘が布団1枚に3人とひどく混雑していたことを理由に、雲ノ平キャンプ場でのテント泊に変更した。

まずは鷲羽岳へ。
三俣蓮華岳の山腹をトラバースし、三俣山荘に到着。
山荘の先で見えた鷲羽岳は山頂までガレ場の急登が続いていた。
毎度ながらテントを担いで越えるのはつらかった。

10時30分、標高2924メートルの鷲羽岳を登頂。
これで登頂済みの日本百名山は30座。
眼下には鷲羽池が青く光っていた。
その奥には槍ヶ岳が聳えていた。
来年こそは槍ヶ岳に登りたいと思った。

鷲羽岳を下った後、ワリモ北分岐で荷物をデポし、水晶岳へ向かった。
水晶岳は水晶が取れることから名づけられたこともあり、付近の登山道には「鉱物採取禁止」の立札があった。
素人目にはどれが水晶か分からなかった。

13時15分、標高2986メートルの水晶岳を登頂。
これで登頂済みの日本百名山は31座。
山頂はとても狭く写真撮影後すぐに下山した。

ワリモ北分岐で荷物を取り、雲ノ平に向かった。
祖父岳から目指す雲ノ平キャンプ場がよく見えた。
キャンプ場はおびただしい数のテントで埋め尽くされていた。

キャンプ場までは時間がかからないと思ったが、キャンプ場に直接行く登山道が植生保護のため閉鎖されており、う回路を通ったため1時間以上かかってしまった。

雲ノ平キャンプ場に着いたのは17時30分。
キャンプ場の混雑がひどく設営場所を探すのに大変苦労した。

キャンプ場の受付のある雲ノ平山荘までが20分近くかかった。
山荘は布団1枚に3人というすさまじい混雑ぶりで受付まで布団が並べられ難民キャンプ状態だった。
設営さえできれば寝る場所は確保できるテントでよかった。
恐るべし、シルバーウィーク・・・。

ともあれ登山口から遠い山1位の水晶岳、2位の鷲羽岳に無事登頂できたので満足した。


■写真一覧
http://blog.goo.ne.jp/photo/350641/tn

■スライドショー
http://blog.goo.ne.jp/photo/350641/sl







2015年9月18日~23日 北アルプス縦走(黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳・薬師岳) 2日目

2015年10月18日 | 日本百名山登山


(1日目はこちら

■コース
6:30薬師峠キャンプ場→9:30~9:40北ノ俣岳→10:30~11:00赤木岳→14:20~14:40黒部五郎岳→17:10黒部五郎小舎キャンプ場

■天気
雨のち晴れ


朝起きたら雨が今なお降り続いていた。
雨の中でテントを撤収し、本日のゴールの三俣蓮華岳キャンプ場を目指して出発した。

薬師峠キャンプ場からずっと稜線を歩いた。
天気がよければ稜線歩きは非常に楽しいが、樹林帯と違って遮るものがないので雨に打たれながら歩くのは憂鬱になる。

予報では午前中まで雨となっていたが、うれしいことに予報が外れ9時前には青空に変わった。

明るい気分で北ノ俣岳へ向かった。
山頂付近は雲海が広がっていた。
雲海は美しかった。

黒部五郎岳まではガレ場の急登が続いた。
重荷を背負って登るのはしんどいので休み休み登った。

14時20分、標高2839メートルの黒部五郎岳を登頂。
これで登頂済みの日本百名山は29座。
日本百名山の山頂には誰かしらいるものだが、珍しく自分達以外には誰もおらず貸切状態。
これから下る五郎のカール、明日登る予定の鷲羽岳や水晶岳、最終日に登る薬師岳等を眺めた。
槍ヶ岳方面はガスで眺めがよくなかった。

五郎のカールを下って三俣蓮華岳キャンプ場を目指したが、予定よりも時間が大幅にかかったためその日は黒部五郎キャンプ場にテントを張った。


■写真一覧
http://blog.goo.ne.jp/photo/350528/tn

■スライドショー
http://blog.goo.ne.jp/photo/350528/sl





2015年9月18日~23日 北アルプス縦走(黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳・薬師岳) 1日目

2015年10月13日 | 日本百名山登山


「日本百名山登山強化期間」の12回目。
有休1日とシルバーウィークを利用して、登山サークルの人と北アルプスの黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳・薬師岳を5泊6日で縦走した。
メンバーは2名でテント泊。

手元の日本百名山ガイドブックによると、登山口から遠い山1位が水晶岳(高瀬ダムから12時間)、2位が鷲羽岳(新穂高温泉から11時間50分)、5位が黒部五郎岳(飛越トンネルから8時間55分)、10位が薬師岳(折立から8時間10分)とあり、いずれも時間がかかる山だ。


■コース 
7:40折立登山口→途中45分休憩→11:10~11:20五光岩ベンチ→13:40太郎平小屋→14:05薬師峠キャンプ場 ★行動時間:5時間30分

■天気
晴れのち雨


前日のうちに山麓まで移動、車中泊した。
翌朝、有峰林道のゲートの開錠を待って折立登山口に入った。

折立登山口の駐車場では登山口近くに駐車できた。
登山口では晴れていた。

テント装備と5日分の食料等で19キロ台になったザックを背負って樹林帯の急登に挑んだ。
重荷を担いでいるのでペースが上がらなかった。

樹林帯を抜け、開けた場所にあったベンチで一休みした。
これから向かう太郎平小屋方面がよく見えた。

草原を歩いている時に雨が降り始めた。
止みそうにないのでレインウェアを着用。

14時過ぎに薬師峠キャンプ場に到着。
シルバーウィークの前日とあってキャンプ場はとても空いていた。
雨の中テントを設営した。
翌日は黒部五郎岳を登り三俣蓮華岳キャンプ場まで移動する予定で行動時間が10時間弱と長かったのでこの日は早めに休んだ。


■写真一覧
http://blog.goo.ne.jp/photo/350062/tn

■スライドショー
http://blog.goo.ne.jp/photo/350062/sl





2015年9月13日 八幡平

2015年10月12日 | 日本百名山登山



岩手山の翌日は八幡平へ。


■コースタイム
9:00八幡平山頂レストハウス→9:45八幡平山頂→11:00八幡平山頂レストハウス


宿泊地を出た時には曇りだったが、登山口の八幡平山頂レストハウスに到着するとガスで真っ白で風が吹いて寒かった。

まずは八幡平の山頂を目指した。
レストハウスの標高は1530メートル台、山頂の標高は1613メートルと標高差はわずか80メートル程度だった。

石畳の散策路を歩いている途中、雨が降り始めた。
しばらく様子を見たが雨が止みそうになかったのでレインウェアを着た。

ゆるゆる歩いて9時45分に八幡平の山頂に到着。
これで登頂済み日本百名山は28座。
山頂と言っても三角点と「八幡平の標識」がなかったら山頂とは全く気が付かなかった。

雨は降っていたがこのままレストハウスに戻るのも味気がないので周辺を散策した。
八幡平の山並みの写真入り説明板が置かれていたが、もちろんガスで何も見えなかった。
八幡沼はガスがひどくて原型がよくわからなかった。

木道をのんびり歩いた。
湿原の草花は黄色に色づき秋らしくなっていた。
ところどころに池塘があった。

出発して2時間後にレストハウスに戻った。
昼食後、秘湯の藤七温泉へ。

温泉の男女別の入口の前には巨大な金精様4体がお出迎え。
かような場所に鎮座まします金精様に思わず笑ってしまった。

温泉は男女別の内湯と混浴と女性専用の露天風呂があった。
女性専用の露天風呂は混浴露天風呂の奥にあった。
「せっかく来たのに内湯だけではもったいない。でも裸で混浴は・・・」ということで売店でバスタオルを買って露天風呂に入った。
バスタオルを巻いてまずは囲いのある女性専用の露天風呂へ。
硫黄分濃厚、透明度ゼロの乳白色の湯で感動した。
湯が勢いよくかけ流されていた。
しばし湯を楽しんだ後、混浴ゾーンへ突入。
たまたま誰もいなくなったので開放感のある混浴露天風呂を思う存分楽しんだ。

八幡平では天気が悪くとても残念だった。
藤七温泉はとてもよかったので天気の良い時に八幡平を散策した後に再度入浴したい。


■写真一覧
http://blog.goo.ne.jp/photo/349936/tn

■スライドショー
http://blog.goo.ne.jp/photo/349936/sl