素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

パソコン復旧困難、気分転換に松伯美術館へ

2013年01月14日 | 日記
 朝、10時より訪問サポートを受けてパソコンの復旧作業に入ったが、やはりやっかな状況。あれこれと試行すること昼食をはさんで4時間。動作が鈍いので待ち時間も結構ある。14時に復旧は断念。データーを確保して初期化するという方向性を出して訪問サポートは終了。あとは息子が帰ってから夜にその作業をすることにする。息子には11月頃から調子がましなうちに対処したほうが良いと何回か忠告されていた。無視ではないが本当のところがわかっていない私は決断できず悪あがきをしていた。その結果事態を悪化させていた。そのことをサポートの人の作業の様子と話を聞いて「その通り」だと確信した。息子からは「言った通りやろ。だから早くすればよかったのに」と言われるのはしかたがない。ともかく助けを借りてやるしかないと腹がすわった。

 朝から降っていた雨もちょうど上がったので気分転換に松柏美術館へ行くことにした。“上村三代の趣向を説く”という展覧会の招待券を近所の人からいただいていたので中途半端な時間をつぶすのにちょうど良い。
 松柏美術館は、奈良に上村松園、松篁、淳之三代の美術館をつくりたいという上村家の意向を受けて、上村家から寄贈された作品をもとに近鉄が中心となって1994年3月に開館された。三者三様、画風を創生し、深奥を極めようとする姿勢が画、下絵、解説などから伝わってきた。

 融通のきかない機械相手に疲れた身にはほど良い癒しとなった。
コメント
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