橋下市長さんのことは、あまり取り上げたくないのだが、今回の桜宮高校の問題において、現段階の進捗状況の中での「体育科・スポーツ健康科の入試中止要請」は超暴走である。記者団に述べている説明も個人的な思い込みと観念論に終始し、責任ある長の発言としては認めがたい。第三者機関による聞き取り調査に入ったばかりできちんとした調査報告もできあがっていない以上、日程通り入試は行うべきである。
テレビドラマの水戸黄門や遠山の金さんじゃないのだから、権力を持つ個人の恣意で重大な決定を押しつけられてはたまらない。教育委員会は下請け機関ではなく教育の独立性を守るべき機関である。毅然とした対処を期待している。
日本の今のシステムの中では受験生にとっての受験機会は1回である。それを失うことになることは極力避けなければならない。桜宮高校の教育活動全般に体罰が横行し、多くの生徒、保護者から非難の声が上がっているような状況であれば緊急の要請としてまだあり得る話だが今回のケースは経過を見ていてもそこまでのことをしなければいけない必然性を感じない。
そもそも橋下氏自身1,2か月前には大津中のいじめ問題に関連してのインタビューの中で″体罰容認”と受け取れる発言をしていた。テレビでその発言を聞いて思わず「それはないやろ。現場では体罰をしないでの生徒指導にどれだけ腐心してきたのかわかっとるのかな!?それでもつい感情的になって体罰をしてしまい処分を受けた人がたくさんいる。ガツンとやって痛みをしらせることも必要なんていわれたら、処分された人間は浮かばれないで、市長がテレビでそれをいっちゃおしまいやで」とつっこみを口走り、妻から「急にビックリするやろ、大丈夫?」と言われたことを覚えている。自分でも少し恥ずかしく思ったので以来橋下さんの発言にはもう反応しまいと決めていた。
前にもふれたが私が高校3年の時、学園紛争の最後の大きな山場、東大安田講堂での闘いがあった。そのあおりで東京大学と東京教育大学の入試が中止になった。私自身は直接影響はなかったが、両校を第一志望に高校生活を送ってきた級友のことはいまだに忘れられない。他大学へ進路変更するか浪人して1年待つかと悩んでいた。
受験校を決めていくプロセスは品物を買うように軽いものではない。結構色々なことを考え、悩みながら決断していく。体育科のかわりに普通科の枠を増やすとか他の体育科(府立を含め)の定員を増やすという趣旨の市長、知事の発言には受験生のかかえている重みへの想像力が欠如している。
市立の高校を府立へと移管させる絶好のチャンスという政治的意図のほうが強く働いているのではと考えてしまう。このような乱暴なやり方が通ってしまったら先は暗い。
12月21日に寝屋川公園で20km走ってから年末年始のために別のリズムの生活になってしまった。7日(月)からぼちぼちと生活リズムを取り戻し体のほうも動くようになってきた。それでもジムのランニングマシーンの60分間走では11kmに達していないので完全復活宣言はできていない。気候的にもちょうど良かったので回復度を試すということで寝屋川公園の(4km×5=)20km走をすることにした。
結果は前回より1分41秒縮めて2時間13分01秒であった。思っていたより良かった。2月中旬には2時間10分を切ることを目標にしている。
テレビドラマの水戸黄門や遠山の金さんじゃないのだから、権力を持つ個人の恣意で重大な決定を押しつけられてはたまらない。教育委員会は下請け機関ではなく教育の独立性を守るべき機関である。毅然とした対処を期待している。
日本の今のシステムの中では受験生にとっての受験機会は1回である。それを失うことになることは極力避けなければならない。桜宮高校の教育活動全般に体罰が横行し、多くの生徒、保護者から非難の声が上がっているような状況であれば緊急の要請としてまだあり得る話だが今回のケースは経過を見ていてもそこまでのことをしなければいけない必然性を感じない。
そもそも橋下氏自身1,2か月前には大津中のいじめ問題に関連してのインタビューの中で″体罰容認”と受け取れる発言をしていた。テレビでその発言を聞いて思わず「それはないやろ。現場では体罰をしないでの生徒指導にどれだけ腐心してきたのかわかっとるのかな!?それでもつい感情的になって体罰をしてしまい処分を受けた人がたくさんいる。ガツンとやって痛みをしらせることも必要なんていわれたら、処分された人間は浮かばれないで、市長がテレビでそれをいっちゃおしまいやで」とつっこみを口走り、妻から「急にビックリするやろ、大丈夫?」と言われたことを覚えている。自分でも少し恥ずかしく思ったので以来橋下さんの発言にはもう反応しまいと決めていた。
前にもふれたが私が高校3年の時、学園紛争の最後の大きな山場、東大安田講堂での闘いがあった。そのあおりで東京大学と東京教育大学の入試が中止になった。私自身は直接影響はなかったが、両校を第一志望に高校生活を送ってきた級友のことはいまだに忘れられない。他大学へ進路変更するか浪人して1年待つかと悩んでいた。
受験校を決めていくプロセスは品物を買うように軽いものではない。結構色々なことを考え、悩みながら決断していく。体育科のかわりに普通科の枠を増やすとか他の体育科(府立を含め)の定員を増やすという趣旨の市長、知事の発言には受験生のかかえている重みへの想像力が欠如している。
市立の高校を府立へと移管させる絶好のチャンスという政治的意図のほうが強く働いているのではと考えてしまう。このような乱暴なやり方が通ってしまったら先は暗い。
12月21日に寝屋川公園で20km走ってから年末年始のために別のリズムの生活になってしまった。7日(月)からぼちぼちと生活リズムを取り戻し体のほうも動くようになってきた。それでもジムのランニングマシーンの60分間走では11kmに達していないので完全復活宣言はできていない。気候的にもちょうど良かったので回復度を試すということで寝屋川公園の(4km×5=)20km走をすることにした。
結果は前回より1分41秒縮めて2時間13分01秒であった。思っていたより良かった。2月中旬には2時間10分を切ることを目標にしている。