高校生の頃母親から「日本や世界の名作も読んどいたらいいよ」と言われたことがある。当時は何を言ってるのやろと思っていたが、今思うと私の本の偏(変?)読ぶりを心配してのことで、物の考え方にも情緒に欠けたものがあったように思う。以来、「名作を読んでいないコンプレックス」みたいなものが心に芽生えたのは確か。名作を何となく避ける傾向はずっと続いてきた。
“レ・ミゼラブル”もそのうちの1つ。今回、そのミュージカルになったものがが映画化され上映されていることを知ったのは大神神社に行った時の雑談の中であった。とっても感動したことを熱く語られた。19世紀、20世紀を通しての超ロング・大ベストセラーである原作の持つ力もさることながら、映画化にあったてすべての歌を実際に歌いながら、生で収録する撮影方法をとったことが大きな感動を呼び起こしたのではということであった。「是非、観たら良いと思う!」と強く勧められた。それがなければ映画館に足を運ばなかったであろう。おかげで素晴らしい作品と出会うことができた。
ミュージカルのライブ感と映画のスケールの大きさが融合していて2時間45分、時の流れを意識することなく堪能した。
ラストの♪民衆の歌~リプライズ♪では身体に熱いものが湧いてきた。『明日は来る』というシンプルなテロップが自分自身のいろいろな人生シーンとリンクしながら心に沁みた。
帰りに買い求めたパンフレットを読みながら二度目を楽しんでいる。体の中にまだ音楽が響いている。
“レ・ミゼラブル”もそのうちの1つ。今回、そのミュージカルになったものがが映画化され上映されていることを知ったのは大神神社に行った時の雑談の中であった。とっても感動したことを熱く語られた。19世紀、20世紀を通しての超ロング・大ベストセラーである原作の持つ力もさることながら、映画化にあったてすべての歌を実際に歌いながら、生で収録する撮影方法をとったことが大きな感動を呼び起こしたのではということであった。「是非、観たら良いと思う!」と強く勧められた。それがなければ映画館に足を運ばなかったであろう。おかげで素晴らしい作品と出会うことができた。



帰りに買い求めたパンフレットを読みながら二度目を楽しんでいる。体の中にまだ音楽が響いている。