東京ドーム51個分といわれる広大な敷地の中には牧場があります。飼われているジャージー牛の有機牛乳を原料とする乳製品、特にソフトクリームは外せません。
ほぼ半世紀に及ぶお付き合いが続いているお友達との会の幹事さんが会場に選んでくれたのは清里高原・清泉寮。創立80周年を迎えた、清里開拓の父と呼ばれるポール・ラッシュ博士のゆかりの施設です。この日はこちらのホテルで一泊しました。
丁度正面に蓼科山の雄姿を雲間から一瞬見えましたが、この日はそれ以上は無理でした。
天気が良ければ美ヶ原から霧ケ峰、蓼科そして八ヶ岳連峰を一望できる「はず」でした。
たびたび利用する中央自動車道沿いに茅野市の市街地が広がっています。
遠くから見る諏訪湖は空の色を映して青く、向かいの塩尻峠に連なる秋色に染まっているはずの山々も青色に染まっているようです。
伊那谷から国道152号線を走って茅野市に向かいました。途中杖突峠の茶屋に立ち寄りました。2階の無料展望台に併設されている喫茶・風の詩でコーヒーをいただきながら諏訪盆地を見下ろしました。
峠でしばらく時を過ごして、伊那谷へ向かおうとしたところ道を遮る柵がありました。登り口の通行止めのサインを見過ごしていたようです。もと来た道をまた楽しみながら戻りました。
米の道が通っていた峠には分水嶺の碑もありました。峠を境に降った雨は片や木曽川、もう一方は信濃川に流れゆくのです。子供のころは分水嶺に立つことをちょっとした特別なイベントのように思ったものでした。
「米の道」の跡があるとの表示を頼りに歩いてみました。伊那谷から木曽谷に米を運ぶ為の道を古畑権兵衛さんが開いたとの「記」が背後に刻んである碑が建っていました。
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