露店の明かりが目立つ参道に押し寄せるように集まる信者たちに逆らって歩くのは大変です。ミャンマーの人たちの信仰の篤さを目の当たりにする思いでした。 明日より３０日（日）まで都合により休みます。
山頂広場に限らずいたるところに人はあふれているように見えます。巡礼に訪れた信者たちにとってはお釈迦様との時間はこれからです。全体から見ると観光客はほんの僅かです。僅かな観光客だけがホテルに帰ろうとしているのです。
陽は遠い山の上にたれ込めた雲の中に沈みましたので、数時間を過ごした広場を後にしました。振り返ると辺りはまだ残光で明るいのですがライトアップの電光がゴールデンロックを浮かび上がらせ始めていました。
集まった信者や観光客がそれぞれに厳粛な気持ちになっているのでしょうか、心なしか静かになってきました。聖なる岩と真っ赤な夕陽、神秘的な時間が流れてゆきます。
大勢の人々がサンセットビューのベストポイントを求めて動き出しています。女性は一番良いテラスのよう担った礼拝所には立ち入れないのでそこにつながる柵に寄りたいのですが至難の技です。
広場から一段下がった仏塔を見上げる位置にもちょっとしたスペースがあります。ミヤンマー各地から念願かなってお参りに来た信者やお坊さんの団体が記念撮影をしたりしています。
午後５時近くになり、ようやく陽が傾いてきました。黄金に輝く仏塔が夕陽に映える姿を一目見ようとこの時間を待っていました。
