網とまでは行きませんが地中海岸の主要都市を結ぶ鉄道はできています。カサブランカからラバト間は高速道路と並行して走る列車を遠望できました。
人手やロバに頼る耕作がほとんどですが、都市近郊の農地では機械力も使われ始めています。
畑の近くに用水路などなく天水に頼る農業で、乾燥に強い小麦やジャガイモの栽培が中心とのことです。
モロッコの風景で先ず目立ったのが「壁」です。たぶん住宅か何かにするのでしょうが、何は無くともまず壁または壁に類する柵を張り巡らせる風景をよく見ました。
沿線に見える住宅はほとんどがレンガ積の壁を持つ建物です。外壁に色を施して建物を完成させると課税対象となるので仕上げをしないままの建て屋が目立ちます。
現地時間午後1時頃カサブランカ空港を出発して高速道路で91km先のモロッコ王国の首都ラバトへ向かいます。車窓からどんな風景が見えるのか身構えて見ていました。
動き出したバスの中で添乗員さん現地ガイドさんそしてドライバーさん2人の挨拶などあり、いよいよモロッコツアーが始まりました。
パスポートチェックや荷物受取、通貨両替などあたふたと諸事項をこなして、ようやく空港前に駐車していたツアーバスに乗り込みました。
ドバイからさらに約9時間。着陸体勢に入ったEK-0751機の窓から、地中海をバックにしたカサブランカの街並みが見えていました。
エミレーツ航空で関空から暗闇の中を約11時間飛んでドバイにいったん降り立ちました。着陸直前慌てて窓外を見ました。さすが石油で潤っている国の夜景でした。(11月11日撮影)
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