頭に赤いハートのマークがついた鯉を見つけると良いことがあるとささやかれ、追い求める観客姿をよくみました。この日はそのハート鯉の姿も見ることができませんでした。きれいな湧水は変わりなく続いていますので、水連が増えて以前のように静かな池になるよいいですね。
雨模様で条件が悪いとはいえ、池の周りには見る人は2～３人でした。5月以降が見ごろとの観光案内がありますが、何より気になるのはスイレンの葉が少なくなっていることです。モネの池にはスイレンが欠かせません。
ほぼ毎年この場に立って見ていました。確かに奥の木の橋の手前の池は目で見るより写真にすると「モネの池」を髣髴とさせる美しさです。
板取川流域の根道神社の参道下の名もないため池が突然観光名所となりました。湧水だけがたまる透明な池にスイレンと錦鯉が遊ぶ姿がかの有名なモネのスイレンの池の絵とそっくりであると評判になりました。訪れたこの日ビックリするほど静かでした。（4月17日撮影）
鮎屋の近くの川に下る斜面に、鋭く痛そうなとげをまとって、地面から直立した一本の木の先に、ふっくらした芽をみつけました。山菜愛好家垂涎の天然のタラの芽です。これからが旬なのですね。
お昼頃から晴れとの天気予報が外れ雨粒が落ちてきました。早めの昼食を取りに川沿いの「鮎や」に立ち寄り、日替わり定食プラス塩焼きをいただきました。シーズン中は予約以外は無理ですが今なら飛込でもＯＫ。子持ち鮎の甘露煮もなかなかのお味です。
野生のオシドリのつがいをみかけました。自然界では水辺の木蔭を好み開けた水面にはあまり出ないといわれる鳥なのに珍しいと思いました。
川岸まで下りてみると、水はあくまでも清くまだまだ冷たそうです。対岸の山のとりどりの緑色の暖かさとは好対照でした。
岐阜県洞戸地域から板取川をさかのぼってみました。ヤマザクラが満開の杉林の上部の原生林には若芽がモクモクと吹き出しはじめていました。（4月17日撮影）
