妙な形の傘は日傘の役目もしているようです。
西街歩行街までは町を貫く蟠桃路という名の通りを15分ほど歩きます。新旧の乗り物が走る中で荷物用の車は見るからに年期の入った三輪トラックが幅を利かせています。
漓江を挟んで東側（河の向こう側）に一般住宅が立ち並んでいます。観光客にとって西側の街の素朴な雰囲気が気に入られ、今や桂林をしのぐほどの人気とのことです。漓江を右に見て西街へ向かいます。
船でこの地に着き、一泊してゆっくり周辺のカルスト地形の山や古鎮をめぐるコースもあります。今回はこの川のほとりに立つレストランで昼食をとり、付近の古い町を散策して７０ｋｍほど離れた桂林に戻ることになります。
陽朔大橋を渡りグルッとUターンして川沿いの道に入り大橋の下をくぐると陽朔の街に入ります。桂林と似た風景ですが、そこは山間の町のこと、静かな自然が人気を集め、一年中観光客が絶えない町となったようです。
変化といえば道路と建物です。かつては腸がよじれるかと思うほどのダートコースがこの変わりようです。原始林と貧相な畑だった沿道にビルが建っていました。
漓江川下りフルコースの終点がこの陽朔の橋付近です。広い川幅に数多くの観光船が行き来しています。かつては外国人と中国人とは別の船に乗っていましたが今はその区別はなくなったことが大きな変化でした。
