そら散歩(橋下歩道)の中央あたりで天竜川を見下ろしていると、観光案内をする女性の声が聞こえてきました。ライン下り舟が来るとされる時刻より30分ほど早いので意表を突かれた思いで上流のつり橋の方角を見ました。一槽の舟が航跡もなく漂うように現れました。
初めて訪れたのは今年の7月初めでした。紅葉の頃ぜひ再びと思いましたが、来ることができた時にはすでに紅葉は盛りを過ぎていました。それでも天竜川に架かる大きなアーチは見るもよし、渡るもよしです。(11月25日撮影)
メタセコイアも紅葉が始まっています。化石としてしか残っていないとされていたこの木は、1946年に中国で発見されて以来世界に広がりました。韓流ドラマで並木道が有名になって、日本各地の街路樹や公園の植栽などに取り入れられました。今では普通によく見らますが歴史は浅い木なのですね。