満開時の入園料は一人1800円(昨年は1700円でした)支払いました。予定外の長時間の行列を強いられました。でも、いずれ劣らぬ名木が満開の姿を見せてくれていますので、入園した人たちの顔は一様に和らいでいます。
見晴らし台から西の方角にそびえるのは御在所岳です。ロープウェイの頂上駅が見えるあたりの雪はわずかしか残っていません。例年のこの園の見ごろ時期の3月上旬にはもっと雪が多かったのですが、今年は暖かさが急です。
予期しなかった待ち時間の後、入園しました。短い入口の通路を出ると一番に目に飛び込んでくるのがこの園一番のしだれ梅一対、その名も「天の龍」です。太く力強く立ち上がった黒い幹にこれでもかとしだれ咲く見事なできばえです。
そういえば先日、NHKの夕方の番組でこの梅園のライブを放送していました。雨の中のライトアップ映像から、もう見ごろになっていることがわかりました。TV放送、休日、快晴とあってこの人出です。入園まで30分以上並ぶことになりました。
現役を卒業してフリーな立場の特権で、いつもは平日に見に来ていました。ところが今年はすでに花は満開なのにお天気が悪く、観梅は休日のこの日になってしまいました。開園の午前9時の5分前に到着したところ、なんとこの行列です。