アーティチョーク(和名;チョウセンアザミ)の花が咲いていました。名前を聞くと何かオシャレなフランス料理の食材かレシピのように思っていました。実はこの花のつぼみを料理したものとのことでした。残念ながら食べたことがありませんのでコメントできません。
日本ではあまり知られていませんが、アメリカ、ヨーロッパでは甘酸っぱい実がジャムやパイに多用されているそうです。このボイセンベリー(キイチゴ属)は最初に発見し栽培に成功したアメリカ・カリフォルニアのボイズンさんの名前からこんな名前になったとのことです。
イエロー ヤロウ(キバナノコギリソウ)。ノコギリソウは先史時代から薬草として知られていたようです。今は薬草としてよりコンパニオンプランツ(根から出る分泌液が近くに生えている植物を病気や害虫から守る植物)としての利用価値に注目した方がよさそうだと知りました。
ピンク ヤロー、和名セイヨウノコギリソウと言って、ヨーロッパでは「兵士の傷薬」と呼ばれています。滋養強壮、解熱、鎮痛そして癒しのハーブテイーとなんにでも効きそうな効能があげられています。遠く古代ギリシャの兵士もこの草の葉で戦いの傷を癒したとのことです。
川向こうの河川環境楽園まで足を延ばしました。駐車場横のハーブ園では、しばらく見ない間にハーブたちが花盛りになっていました。ハーブ園というと薬草、香料となるなど役に立つ草木を栽培している畑ですが、ルドベキア マキシマと名付けられたこの花は何の役に立つのでしょうか。(6月26日撮影)
”みちのくのおーッ ”と読まれると、反射的に”み”;みだれそみにしーの札を捜す子供のころの百人一首の遊び。「陸奥の しのぶ錑摺(モジズリ)誰ゆえに 乱れ初めにし 我ならなくに」河原左大臣。深い意味は今もって理解難ありですが、この「モジズリ」が何を隠そう原っぱでよく見るネジバナでした。
空中でホバリングして蜜を吸うホウジャク(蜂雀)が来ました。ちなみに夜葉を閉じるのは光の多少ではなく、ねむの木自体の体内時計によって葉は開閉するとの研究結果が出ています。一方葉は温度の変化で閉じるという記述もあります。つまり、諸説ありますということですね。