暗い洞窟の中にに入って海岸を振り返ると風景は荒々しく地上のものではないようです。
能登半島を一周する国道２４９号線を千里浜から北上すること約１時間。能登金剛センターの駐車場につきました。急坂に造られた階段で海岸に下り立ちました。奇岩怪石はもとより一番印象付けられたのは海水の透明さでした。
観光地の海岸では早めに海岸に出ても少し大きめの貝殻は残っていないのが普通ですが、ここには波に洗われた貝殻がそこここにあり、旅情を誘ってくれました。
北陸新幹線開通に湧くこの地方で１０人をぎりぎりで確保できた休暇村千里浜に泊まりました。連泊の気安さから早朝歩いて数分の場所に広がる海岸を散歩しました。（４月９日撮影）
日本海のかなたからゆったりと寄せてくる波の上に雲間から射す光の柱が明日の好天を約束しているようでした。
今回の能登の旅は１０人乗りハイエースグランドキャビンを借りての気まま旅です。兼六園の桜に後ろ髪をひかれながら、フリーウエイとなった「のと里山海道」今浜ＩＣから千里浜ＩＣまでの約８Ｋｍのなぎさドライブウエイを走りました。
