駐車場から城門へ向かうのは古い石垣伝いのほぼ水平の通路です。以前は天守も一緒に見えましたが、いまは楓の木々がお城を囲むように育ち、櫻之丸の隅櫓以外は見えません。こちらに向かってくる一団は明らかに外国人です。こんな場所にも、との思いをまた感じてしまいます。
高速道路を郡上八幡インターで降り、国道156号線に入る交差点で信号待ちをしていました。その時キンコンと懐かしい踏切の警告音が聞こえ、わずか1両だけの赤い列車が北へ向かって目の前を走りすぎてゆきました。長良川鉄道のヂィーゼルカーでした。なかなかお目にかかれない風景なのでホッコリしました。