続・知青の丘

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この句ですか!?

2020-06-15 22:12:04 | 俳句
恋をして子を産んで雲雀野にキス   神野紗希

この句は幸せ感満載だから
ああそうですか、よかったねと~
それこそ勝手にせ~とも。

良く言えば生命感が溢れているとも。
雲雀野の囀りの賑やかさといったらもう凄いから。
だから「雲雀野にキス」は
大地を讃えているとしか受け取れないなあ。

世の中には恋や結婚に縁遠い男女がいるなかで
まず恋をした
結婚はどうか書いてないけどおそらく結婚もして
順調に子どもも授かった

子どもがなかなか出来なくて不妊治療している夫婦もいるのに
そして、とうとう諦めた夫婦もいるのに

こんな句を世の中に出すのは
私だったらちょっと申し訳ないというか
気恥ずかしい気分になる。
まるで自慢しているみたいで・・・
でも、若さってこういうことでしょうね。
大変けっこうなことです。

それより拙句
せりなずなごぎょうつんだらこども産む 知子
のほうがずっといいと思いませんか(笑)
なんちゃって。
きょうのブログのオチはこれでした!!

なんか言葉狩のような窮屈な世の中は嫌いだ!!





コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (0yazi)
2020-06-16 20:49:18
こんばんは

知青さんの句の方が好きであります。
なんか雲雀野にキスに俵万智を感じる、なんちゃって?

最近一茶の句を読んでいるんですが、芭蕉よりずーっと好きになりました。
返信する
Unknown (続・知青の丘)
2020-06-17 08:44:19
>Oyaziさんへ
拙句のほうが好きだいってくださり
ありがとうございます。
俵万智、私も感じました。

この神野氏の句、
作者の主義主張と結びつけて
「雲雀野にキス」について、
世の中の守旧勢力への皮肉なのだと
読むむきもあるようですが、
私には全くそのようには読めません。
句の上では、
社会制度としての「結婚」ということばはないので
出産に圧も感じません。
むしろ、
大地への感謝、生の謳歌としか受け取れません。

読みは自由ですが。
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