学友・俳友の瀬角龍平から『七岳』23号が送られてきた。
毎年一回発行される鹿児島県垂水市有志による文芸雑誌。
鄙びた漁港あり、背後に高隅連山、
その中でも低い峰々の七岳を朝夕に仰ぎ見るという
垂水市民の文芸誌。
垂水島津氏等に関する歴史的論考から、
エッセイ、俳句、短歌、薩摩狂句、
子どもの作文・俳句等幅広く収録されている。
今回の表紙絵は、高峠の芋畑の写真。
1981年生まれの、故郷垂水にUターンした写真家塩屋大輔氏の作品。
数年前からわたくしも俳句参加しているが、
若い人の参加はうれしい。
(俳句のみ選をしてUP)
あさぎまだら大海原の風連れて 片桐暁花
母恋うや二月の雨の横なぐり 篠原郁子
あじさゐを旅するごとく蝶飛べり 下八重光子
二歳児の鰯雲連れ里帰り 山ヶ城實行
門前に家紋のごとく白芙蓉 関谷裕子
ヒヤシンス友がポツリと「婿になる」 西野英昭
この文芸誌の中心にいるのが
しんがりの差羽ひとりの鷹柱 瀬角龍平
話かわって、
日本国も早く経済活動を再開しなくていいのだろうか。
いままで積み上げてきたシェアを他国に奪われたりしないのだろうか。
新型コロナを完全に封じ込めることは、
もとより不可能なことだろうし、
アビガンもレムデシビルも整ってきたようだし・・・
(私が感染したら、アビガン頂戴!)
私みたいな小市民にできることは、
給付される10万円を使って
旅行したり消費還元することだと思っている。
お金が回らないと経済活動が停滞してしまう。
甲子園も中止決定になった・・・
無観客でもやはりムリなのかなあ。
9月入学への移行なんて要らない。
こんなことに時間割くのは時間の無駄だと思うけれど・・・
なにも国際基準に合わせなくてもいいんじゃない。
知青さんの懸念する日本の経済の停滞は多くの人が同じ気持ちと思います。
しかし、第二波を正面から喰らったときのダメージを思うと、ってところだと思うんですが、折り合いのつけ方も難しいですよね。
薩摩狂句って初めて聞きました。
調べてみたら、薩摩弁がわからないと難しいものなんですね。
昨日は実家のほうの鰻屋さんで
せいろ蒸しを2人前テイクアウトしてもらいました。
友人に言ったら彼女は3人前を~。
でも、夕方だったので帰宅するのに
一時間以上もかかってしまい
せいろ蒸しはやはりお店で食べたほうが美味いですね。
「真面目亭主(て)し少(ちっ)た遊(あす)べち言(ゆ)たや後悔(くけ) 唱 待ってましたち羽を伸ばせっ 」
こういうのも掲載されていました。
鹿児島弁は、むかしむかし初めて聞いたときは
早くて独特のイントネーションがあり
外国語みたいでした。
熊本にも、やはり方言による肥後狂句というのがありますが、
そちらには、そういうのはないのでしょうか?
「七岳」の表紙を見れば緑なる
垂水とあり友の故郷 (縄)
2020垂水文芸集団と書いてあり。
ご友人に鹿児島は垂水市の出身の方が
おられるのですね。
こちらまで嬉しくなります。
実は、夫の出身地でもあります。