P184~185に
第14回九州現代俳句大会の
レポート(加藤知子記)が掲載されています。
高岡修氏講演主旨と
全体写真も載っています。
(前列右から4番目がわたくし)
紙幅制限のため
大賞と優秀賞、
招待選者・各県会長特選賞のみ記しました。
記念にと思われる方は、
どうぞ書店でご購入ください。
「文學の森」の荒川様には
写真撮影にご協力いただき
ありがとうございました!
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今朝の当地の最低気温は-3℃
こんな寒い日が続きそうなので
読書が一番~
で、今、
先月11月26日「ハーンツアーin熊本」で三角西港など
小泉八雲著『夏の日の夢』に登場する場所を巡る文学ツアーに参加したことを、次号『We』17号に拙句とエッセイとして載せるべく書き上げたので、本を図書館から借りてきて確認作業中。
八雲と繋がりがあると思っているが
俳友からこれを紹介されて
竹岡さんのおススメだったので
アマゾンで買って、読んでみた。
ホラー漫画の領域に初めて踏み込んでみたわけだが
認識を新たにした気がする。
「怪奇と抒情」
日野日出志の絵のグロテスクさとは裏腹に
異形のものやマイノリティに対する愛情を感じた。
「蔵六の奇病」では、込み上げてくるものがあった。
自叙伝的作品という「地獄変」では、
自分の祖父母、父母、妻、生い立ちなどグロテスクに力強く晒している。
第6の地獄絵「地獄宿」の、女将(妻)の包丁捌き場面や
第7の地獄絵「刺青三代」の祖父がサイコロまみれで死ぬ場面
などは絵が可笑しくて笑っちゃった。
狂気とは、十分に振り切ること、
だと思いました。
この本が届いたときに
丁度5才の孫がきていたが
表紙をみて、「怖い」と言い
我が家の長男も「読む気がしない」と言った。
たしかに
残酷な場面描写が多いけれど
これも一つの真実なのかもしれない。
そして、こういう中に美があるとすれば
それは読者自身が自分の心の中に展開させる
色彩や造形なのかもしれない。
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