アニメ「長門有希の消失」を見終わってふと考えたんだけど,あの話は,ハルヒの消失の成功バージョンで過半数は納得すると思う。
只,見終わって気になった所は,パラレルワールドにせよ,分岐した宇宙の本線は何処に有るのか?と言うような些末な事を置いて,終着点を何処に設定するんだろうか? と思ってしまった。
スタートがキョンの独白からなので,キョンが納得した時点で終わってしまうのだろうけど,ハリウッド的なファンタジー作品なら,ENDやFINEで終わる空想から現実に目が覚める展開で終わりかねない。
古泉と朝比奈は,狂言回し的な存在に思えるから,今回はパスをするとして,鶴屋さんの存在をどう考えるのか? が鍵となる気がする。
ストーリーへの介入の仕方から考えると,政府に左右される程度の存在ではない。が、天皇家と代わりが有るとは言い切れないが,無かったらそれはそれで,ハルヒや朝比奈・古泉との絡みに不可解さが残る。
自分がストーリーの骨子を考えるなら,骨格の部分を鶴屋家,筋肉をキョン,内臓を古泉と朝比奈,免疫系を長門がになって、前頭葉をハルヒがになっているのではないか。と思いついた。