しばらくぶりに書く。
とある海底カルデラが噴火すると,日本が壊滅的な被害を受ける。という記事を見たからだ。
以前書きかけていた話とダブっていたので,久しぶりに書いてみようと思い立ったからだ。
以前の設定では,小規模の噴火で終わるが,島の住民は大陸に移住する事で終わる予定だった。
設定を考え付いた所で,飽きてしまったので,帆っぽいていたのだが,記事を見て設定を変更する事にした。
新章は運動会が終わった後に、大陸から少数の調査団が入ってくる所から始まる。
それと前後して,魔法使いの島では,地震の夢を見る人達が増え始める。
普通の人の中にも,数は少ないが地震や津波の夢を見る人が出てきていた。
二つの島は、最近(過去100年)の移住者で構成されているので,自然災害に付いては何も知らないと言っても過言ではない。
調査チームも前段階の調査でそこの所は知っていたが,細かい地形は教えてもらえるだろうとは考えていた。
ただ,魔法使いの団体が住み着いている事は知らなかった。
漁師の発見した,お湯が沸く地域がある事。
予知夢のような話が増えた事。
魔法使いの大人達も、科学は知識として知っている。
調査団が訪れた事で,海底火山がある事を予想した調査をする事に決めた。
地形を確認する為に,海底への探査魔法をかけると、二つの村が火口の真上にある事が分かった。
いつ噴火するか分からない。明日なのかもしれないし,千年後かも分からない。
二つの村は会議を重ね,大陸側の高台の上に移住地を確保する事にして,動き始めた。