相次いで医科大学受験の不正入学が挙げられている。
国会議員や有力者の口利きなどで、試験に合格点が取れない、取れなかった人を入学させることで、試験で点数を取れた人を落とすことに、正義感から声を上げているのだろう。ニュースになり視聴者や購買者の共感をえやすいのもあるだろう。
ここまでは、自分もそう思っていたのだが、偉人の生涯などでは、お金のない人たちが正規の入学以外での受講をしている場合が多々ある。
もしも、できるのなら、試験合格者とは別に熱意のある者たちを増やせばいいだけじゃないのか?
講義の教室や講師が足りないのなら、学習塾のように通信授業が基本で時々本校に通うことで勉強の進み具合を確認する方法だったてあるだろう。
補助金が問題になるなら、学校数を減らして、そのぶんの教室を存続できる学校に増やせばいいだけの話で、補助金で学校経営を支配する文部省の影響を廃止すればいいだけではないのか?
だいたい、患者は医師にどこの大学卒業者だからかかる病院を選んでいるじゃない。
これなら、将来の医師不足にも対応できるのではないか?