直面する事実がどんなに困難で絶望的に見えても、それに立ち向かうとする私たちの心がまえに比べれば、それほど重大な問題ではない。
その事実に対して何かする前に、すでにあなたの考え方が自分を負かしてしまっているのだ。現実に対応を始める前に、心理的に圧倒されてしまっている。
反対に、自信のある楽観的な考え方は、事実をまったく変えることも克服することもできるのだ。
(ノーマン・V・ピール『積極的考え方の力――ポジティブ思考が人生を変える』ダイヤモンド社、p.25-26)
「できると信じる者が勝つ」(エマーソン)
就職活動――およびあらゆる人生の活動――に成功する最大のポイントは、まず「できると信じる」ことです。
そうするとすぐ、「求人状況はきびしいし、自分に自信がないんです。どうしたら信じられるんでしょう?」という質問が出てくるでしょう。
その「どうしたら」つまりノウハウについても、少しずつ書いていきたいと思っていますが、まず一言コメントをしておくと、どうこうする以前に単純明快に信じ込むのです。
方法も根拠もあるにはあるのですが、それ以前にまず自分が「信じよう」と思うその決心が大切です。
「でも……」という人のために、もう一言だけ。
信じられないのだったら、最初は本心からでなくてもかまわないので、まず「信じたふりをする」「信じたようなつもりになってみる」ことです。
「ふり」や「つもり」がやがて徐々に本心に変わっていきます。
数え切れないほどの成功者たちが自分の体験を基に口をそろえて、「できると信じる者が勝つ」と言っています。
勝ちたいんでしょう? ならば勝った体験者の言葉を信じることです。最初から信じられないのなら、信じたふりをすることから始めてみましょう。
大丈夫! きみたちならできる!
*すでに一度紹介しましたが、念のため。
積極的考え方の力―ポジティブ思考が人生を変える (Life & business series)ノーマン・ヴィンセント ピールダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る |
私は「縁尋機妙」(えんじんきみょう ;良い縁は、知らず知らずのうちに、更に良い縁を尋ねていくものである。そのような機会に出会えることは、実に上手くできている、という風な意味)という言葉は真実であると思っています。この言葉には最近出遭いました。希望をもって行動していると、希望に向って、更に、良い機会に出会いながら、希望の実現に近づいていく、或いは、ひらめきに出会うこともある、と思います。
「縁尋機妙」、実にいい言葉ですね。ご紹介有難うございます。もしよければ、出典も教えていただけるでしょうか。
おっしゃるとおり、希望を持ち続けること、自分に合ったいい言葉に出会うこと、とても大切だと思います。
いい言葉に励まされながら、希望を持ち続けると、やがて必ず実現する、と自分でも信じ、若者にも伝えていきたいと思っています。
私は数年前から書物やブログ、メルマガなどから気に入った文章や言葉を、PCでA7番の用紙に写しています。それを暫くの間、A7版ケースに入れて持ち歩いています。その量は数百枚にもなりました。
これらは葉書整理用のファイル(120枚収容可)に見出しをつけて保管しています。
この「縁尋機妙」という言葉は、どなたかのブログから学びました。あるお坊さんのブログ「こころのものさしhttp://ameblo.jp/renngyouji/」だったと思いますが定かではありません。お許しください。