石巻市大川地区、河口近くの嵩上げ地に広がる草地を踏査していると、枯草の中に赤い果
穂が稀に立ち上がっています。歩み寄って確認するとアカザの果穂ですね。
他のアカザの果穂を見ると多くは黄褐色に退色しているので、赤い果穂は生長が遅かった
ため今の時期まで取り残されてしまったのでしょう。
二枚とも2024.12.2撮影
アカザの若葉は古くから救荒植物として利用されてきましたし、今は放し飼いのニワトリ
に与えられたりしているようです。若葉以外に種子も食べられるようで、それについて述
べている記事を見つけたので以下に紹介します。「ヲタクの食料探訪記 アカザの実」
https://syokuyo873.hatenablog.com/entry/2019/10/26/174000
雑穀のキヌアや、紅葉で知られるコキア(ほうき草)はアカザの仲間で、いずれの種子も食
べられます。ご飯に混ぜたり、佃煮風に味付けしてプチプチ食感の「とんぶり」として食
されたりしています。
二枚とも2024.12.2撮影
アカザは2016年の10月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/a1ce6adbb3addef59c077d831719e7cf
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