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里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ナツズイセンの新葉

2018-03-07 | 日記
南三陸町戸倉地区の東部、海岸から直線距離で100mほどの山裾に何かの新葉が
芽生えています。初めはスイセンかキツネノカミソリと思ったのですが、よく見ると
葉幅がそれらの2~3倍はあります。何の葉でしょうね ?
そのエリアには、新葉群があちこちと4箇所ほどありました。
何れヒガンバナの仲間でしょうから、植物図鑑などをめくれば直ぐに判るでしょう。




                             二枚とも2018.3.4撮影

ヒガンバナ科ヒガンバナ属のリストを見ると、ヒガンバナ、ナツズイセン、キツネノカミソリ、
オオキツネノカミソリが載っています。ヒガンバナとキツネノカミソリではありませんから、
ナツズイセンかオオキツネノカミソリの何れかと思われます。
ナツズイセンは花茎を高く上げて大きな花を咲かせますから、写真の幅広の葉と釣合いそうです。
オオキツネノカミソリの分布域を見ると、関東以西となっていますから対象外でしょう。

ナツズイセンの新葉の写真と見比べるべく、ネットで検索すると私の写真と同等の葉が載って
いました。早春に葉が生じること、葉幅が3cmほどもあることなどからナツズイセンで間違い
ないでしょう。ここは農道近くですから、花の観察も容易ですね。


                                 2018.3.4撮影

ナツズイセンは2016年の8月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
草地に咲くナツズイセン


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