一関市萩荘地区、杉林や雑木林の中の林道をゆるやかに上がって行くと、道の谷側斜面に
つるが絡んだ藪があります。何か話題性のあるつるでも絡んでいないか観察していると、
つる葉の間に、ダンゴ状に固まった何かの実が生っています。初めて見るような ?
傍の葉を見ると心形で、表面にやや光沢があって、サルトリイバラに似た印象です。
先ずはサルトリイバラを検索し、その前後に載っているつる植物と照合してみましょう。
二枚とも2022.7.30撮影
サルトリイバラを検索し、前後のページをめくっているとシオデが載っていて、その実が
私の写真の実によく似ています。他に似たものがないので、シオデで間違いないでしょう。
シオデは山菜としてよく知られていて、若芽はおひたしにして食されることが多く「山の
アスパラ」とも呼ばれます。
シオデは雌雄異株ですから、実が生っているこの株は雌株ということになります。
今は青い実ですが、9月頃には黒熟します。中には丸い種子がふつう1~4個入っていま
すが、大きな実には6個も入っていることがあるようです。
2022.7.30撮影
シオデは2018年の7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/d4b0f26954c56a19025efc5771ddc16a
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