宮城県内でアセビの自生株を見たことはありませんが、茨城県の日立市あたり
では、山の尾根筋や斜面に普通に生えています。
明るく乾燥気味の林中とか、林道沿いや刈払い地沿いを好むようです。
かつては我家にもアセビの木が1本あって、その花は乳白色でしたが、石尊山に咲き
始めた四五株は全て純白ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/59/7aa70d2c28a1088dcf26d7a3e5a9a54e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/c3/21ae93bf50563840c7cbd5ba2874987e.jpg)
二枚とも2016.3.30撮影
アセビは有毒植物で、牛馬が食べると中毒により酔っ払ったようになるといわれ、
馬酔木の字が当てられることもあります。しかし、実際には牛馬も鹿も本能的に毒で
あることを知っていて、食べないようです。
アセビの葉や樹皮、花にまで有毒成分のアセボトキシンやグラヤノトキシンなどを
含んでいて、誤食すれば腹痛・嘔吐・下痢を引き起こし、重篤になれば神経系や
呼吸中枢を麻痺させ死に至ることさえあるようです。
病害虫に強い、花がきれい、大木にならないなどから庭木として人気がありますが、
扱いには注意が必要でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d8/399fdc8f88b076fd3055e4ce2fafec9d.jpg)
2016.3.30撮影
ツツジ科アセビ属の常緑広葉樹で、樹高4~5mの小高木。有毒植物。
宮城県以南の本州~九州に分布し、山地の尾根筋や乾燥気味の林内に自生する。
株立ち状になることが多く、よく分枝し葉を密に付ける。樹皮は灰褐色で、縦に裂け目
が入り、ねじれる傾向がある。葉は互生し、枝先に集まって付く。
葉身は倒披針形で長さ3~10cm、先端は鋭くとがり、基部はしだいに細くなる。
縁の上半部には浅い鋸歯があり、少し波打つ。質は革質で、葉表は光沢のある濃緑色。
花期は3~5月で、枝先の葉腋から長さ10~15cmの円錐花序を出し、白色の花を
多数付ける。花序は垂れ下がり、花は下向きに咲く。
花冠は長さ7mmほどの壷型で浅く5裂する。
雄しべは10個、雌しべは1個で花冠と同長。萼は5深裂し、緑色や赤など変異が多い。
果実はさく果で直径5~6mmの扁球形。花の向きとは逆に上向きとなり、秋に裂開して
種子を散布する。種子は長さ3mmほど。
では、山の尾根筋や斜面に普通に生えています。
明るく乾燥気味の林中とか、林道沿いや刈払い地沿いを好むようです。
かつては我家にもアセビの木が1本あって、その花は乳白色でしたが、石尊山に咲き
始めた四五株は全て純白ですね。
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二枚とも2016.3.30撮影
アセビは有毒植物で、牛馬が食べると中毒により酔っ払ったようになるといわれ、
馬酔木の字が当てられることもあります。しかし、実際には牛馬も鹿も本能的に毒で
あることを知っていて、食べないようです。
アセビの葉や樹皮、花にまで有毒成分のアセボトキシンやグラヤノトキシンなどを
含んでいて、誤食すれば腹痛・嘔吐・下痢を引き起こし、重篤になれば神経系や
呼吸中枢を麻痺させ死に至ることさえあるようです。
病害虫に強い、花がきれい、大木にならないなどから庭木として人気がありますが、
扱いには注意が必要でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d8/399fdc8f88b076fd3055e4ce2fafec9d.jpg)
2016.3.30撮影
ツツジ科アセビ属の常緑広葉樹で、樹高4~5mの小高木。有毒植物。
宮城県以南の本州~九州に分布し、山地の尾根筋や乾燥気味の林内に自生する。
株立ち状になることが多く、よく分枝し葉を密に付ける。樹皮は灰褐色で、縦に裂け目
が入り、ねじれる傾向がある。葉は互生し、枝先に集まって付く。
葉身は倒披針形で長さ3~10cm、先端は鋭くとがり、基部はしだいに細くなる。
縁の上半部には浅い鋸歯があり、少し波打つ。質は革質で、葉表は光沢のある濃緑色。
花期は3~5月で、枝先の葉腋から長さ10~15cmの円錐花序を出し、白色の花を
多数付ける。花序は垂れ下がり、花は下向きに咲く。
花冠は長さ7mmほどの壷型で浅く5裂する。
雄しべは10個、雌しべは1個で花冠と同長。萼は5深裂し、緑色や赤など変異が多い。
果実はさく果で直径5~6mmの扁球形。花の向きとは逆に上向きとなり、秋に裂開して
種子を散布する。種子は長さ3mmほど。