里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

トモエソウ 紡錘形の実

2024-07-21 | 日記

気仙沼市本吉町、中河川下流の河川敷を河口側へ下って行くと、作業道より一段低い場所
に、草丈1mほどの植物が叢生しているのが見えます。
少し黄色味を帯びた茎葉が目立つので、何かと草藪に踏み込んで観察すると、オトギリソ
ウの仲間のトモエソウですね。すでに結実していて、大きく膨らんだ紡錘形の果実の周り
には、花びらのガラが付着しています。

果実は蒴果で、完熟すると鞘が先端から小さく5裂して、隙間から小さな種子がこぼれ落
ちる仕組みです。風が強いと茎が大きく揺られて、残った種子も周囲にばら撒かれます。

                                 三枚とも2024.7.19撮影

トモエソウは2018年の7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/f336fc3bd7dd906dc0f90646107aa90e

 



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