町の南郊、住宅が点在する一角に空地があって、ミョウガが植えられています。お盆の頃に花が咲いたように記憶しているので、カメラ持参で立寄ってみました。叢生する茎を掻き分けて根際を見ると、タイミングよく白い花が幾つか咲いていて、ミョウガ特有のさわやかな香りが漂っています。
ミョウガの香りは α-ピネン(アルファピネン)という成分によるもので、これには食欲増進効果、発汗促進効果などがあります . . . 本文を読む
石巻市大川地区、山裾の集落道を上手へ歩いて行くと、急斜面の中段に大木が聳えているのが見えます。直下で見上げると、葉の様子がクワに似ているので、ケンポナシの木と思われます。花期を過ぎているので実が付いているはずですが、大木の梢までは見えません。
ふと目線を下げると、近くの小高木に小さな実がたくさん生っています。ケンポナシの青い実ですね。小高木としましたが、ケンポナシの大木の下枝が、日差しを求めて垂 . . . 本文を読む
石巻市大川地区、海岸よりの一帯は盛土された上で整地されていますが、いまだに利用されていない裸地や草地が広がっています。きれいに整地されているわけですから、いずれ防風林か畑地として整備されていくのでしょうね。
防潮堤沿いの道路を歩いてウラギクが生えている辺りまで行くと、かなり大株のウラギクが点在していて、よくみると株の中心辺りには2~3本の枯れた茎が残っています。植物図鑑やネット記事では、ウラギク . . . 本文を読む
石巻市大川地区、海岸の防潮堤沿いを踏査していると、道脇の裸地や草地に黄色い小さな花が咲いています。歩み寄って観察すると、茎葉が捩れて縦向きになっているのでトゲチシャの花ですね。ただ、白い冠毛になっているものが多く、中にはツボミも花も全く付いていない株もあるので、花の盛期は過ぎてしまったものと思われます。
市街地の道路沿いにも生えているトゲチシャですが、それらは縁石やブロックの隙間などに生えている . . . 本文を読む
二年前の11月初旬、岩手県一関市藤沢町の台地上に広がる牧草地の中の農道を歩いていると、路傍に見たことのないつる植物が繁茂しています。牧草地ですから適宜刈払われ、また花が残っている季節でもないのですが、葉やつるの様子からヒルガオの仲間のように思われます。つるがあちこちと這っているので、その中から2株を掘り上げ、我家に植えて花を咲かせてみようと思います。
株は物置の軒下に植えたのですが、昨年はつるが . . . 本文を読む