熱く・楽しくいこう!

山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

鈴鹿 御在所岳 本谷~大黒尾根継続

2024-02-13 10:53:20 | ガイド山行/雪山登山
2月12日は、鈴鹿 御在所岳の本谷~大黒尾根を継続するルートをガイドしてきました。
夜半からの雪で真冬の装いに逆戻りの御在所岳でした。
本谷も通常と比べると圧倒的に雪が少ないながらも入谷からずっと雪上行動で大黒尾根は中途半端な雪の着き方でなかなか微妙な登攀が続きました。それでも頑張って登っていただいて御在所岳に登頂。一面ビッシリの樹氷に迎えられて美し過ぎる御在所岳をタップリと堪能しました。


駐車場、吹雪~⛄


本谷を詰めていきます。


三角岩(ジョーズ岩)まできました。


横の岩場は降りたての雪に覆われて鎖も埋まってなかなか登り応えがあります。


ここから大黒尾根に取付いて小岩場をいくつか越えてようやく核心部に突入です。
ここもやはり変な雪の着き方でなかなか微妙な登りです。


続く岩峰を小岩壁基部まで大きく巻きます。


小岩壁を登ります。ここも雪を払い落としながらの少々痺れる登りでした。


最後の急な岩場を越えて大黒尾根終了~


暫し休憩の後、御在所岳山頂へ。
ものすごい樹氷群が迎えてくれました。


御在所岳登頂!
おめでとうございます! 観光客で溢れ返っている山頂でおめでとうというのも違和感満載ですが、ガッツリ頑張って登ってきたので正におめでとうです!


山頂レストランで暫し休憩。
お決まりの絶品みたらし団子&ウインナーコーヒーのコンビです。
前日は売り切れで食べることが出来なかったので雪辱を晴らすべく、一気に4本食べです。
まったり過ごして大満足して下山開始。


先ほど登った大黒尾根の荒々しい岩稜と奥に鎌ヶ岳を眺めて感慨深い思いに浸ります。
この後、中道コースを経て登山口に帰着。今回の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。






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鈴鹿 御在所岳 藤内壁 後尾根

2024-02-13 09:33:50 | ガイド山行/雪山登山
2月11日は、鈴鹿 御在所岳の藤内壁 後尾根のガイドでした。
3連休の中日だというのに、前日の堂満岳と同じくやはり他に登山者皆無の貸切状態の静かな後尾根でした。
雪の状態は比較的良かったのですが、上部のガリーにはビッシリと氷が張り付いていてなかなか気の抜けない登攀でした。それでも、これぞ「ザ・雪山バリエーション!」の雰囲気満点で最高に楽しく登れました。


出合から藤内壁を望みます。中又の氷瀑が見事です!


一ノ壁を巻きながら後尾根取付きをめざします。






時々細かいスタンスにアイゼンを決めて少しづつ登っていきます。




なんともカッコイイ!


高度感満点の岩場を落ち着いて確実な動作で突破してこられます。


中又、中尾根バットレスの素晴らしい景観です。


後尾根の核心部に突入です!




最後の一枚岩は奮闘の登攀で突破!


後尾根を終了して暫く樹林帯を登ってようやく御在所岳登頂!
観光客が溢れていて違和感満載の雪山登頂です。


山頂レストランではお決まりのみたらし団子!を楽しみにしていましたが、まさかの売り切れ! 仕方なく代わりに五平餅&ウインナーコーヒーのコンビにしましたが、この五平餅も絶品の美味しさ!大満足のホッコリ休憩でした。

下山は奇岩や景観が楽しめる中道コースから。

「鈴鹿の槍ヶ岳」と称される鎌ヶ岳の姿がカッコイイですね。
この後、登山口に終了して今回の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。








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比良 堂満岳 堂満ルンゼ中央稜

2024-02-13 09:08:45 | ガイド山行/雪山登山
2月10日は、比良山系の堂満岳 堂満ルンゼ中央稜のガイドでした。
ちょうど良い感じの雪の具合で充実の雪山登攀が楽しめました。
3連休初日ということで、駐車場は満杯!もしかして中央稜はかなりの順番待ちかも!?と少々心配していましたが、全くの予想に反して他に登山者皆無の貸切状態でした。お陰で?マイペースでじっくり楽しみながら登っていただくことができました。
それにしても取付きの出だしの岩場は行く度毎に崩壊が進んでいて段々難しくなってきています。いつか大きな崩壊が起きるかも・・・と心配になってしまいます。


中央稜めざして堂満ルンゼを進みます。


早速、1ピッチ目を登ります。
ボロ岩の箇所以外は適度に雪も締まっていてアックスも良く決まって快適、かいてき~!


ガリーに突入です。
ここは出だしが雪が薄く少々難しくなっていましたね。


途中の被り気味の岩の乗越を少々奮闘しながらも見事突破してこられます。


ガリーの2ピッチ目に向かいます。


ここは巨大な浮石があるので触らない、掴まない、ロープを引っ掛けない!の最新の注意で突破です。




最後のミックス状の所は敢えて右側の少々難し目のラインから。
浮石が多いのと屈折が多いので短めにきって2ピッチで登ります。


最後の登りで中央稜終了~
この後は樹林の長い登りを経て堂満岳登頂!
おめでとうございます! 


山頂からは琵琶湖を眺めます。湖南方面にはびわ湖バレイのある打見山、蓬莱山方面が真っ白です。


反対に湖北方面は曇っていますが微かに伊吹山が望めました。
この後、一般登山コースを経て登山口に帰着。今回の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。







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