10月3日~4日は、八ヶ岳東面を代表するバリエーションルートの天狗尾根を登ってツルネ東稜を下降する周回コースをガイドしてきました。
10月最初の週末、紅葉も見頃を迎えまたそろそろシーズン終盤となる穂高方面、特に涸沢周辺は猛烈な人出で大賑わいだったようですがここ天狗尾根には私達2名以外に誰も居ない静か過ぎる中での登山でした。
初日は美し森山駐車場を出発して川俣川を遡って出合小屋まで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/1f/e5860f5fa564d74cfd1b8749eb9d4900.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/7e/bf1b2b9bdda50ef6b25b7f7be35b7cc0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/57/44fb9dcbef67d444a2a0855761cba907.jpg)
堰堤の始まる付近から始まり出合小屋を越えて天狗尾根の取付きまでずっとペンキ印のオンパレードになっていてビックリでした!特に赤岳沢の渡渉点では僅か10m位の間になんと約20個のペンキ印でした。ちょっとやり過ぎでしょ!
今まで30回以上は登っていますがこんな事になっているのは初めてでとても残念な思いになりました。昔各地の有名なバリーションルート(北鎌尾根、北尾根、北岳バットレスなど)で起こったペンキ印事件を思い出してしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/0f/9e32d75f50b4bc9cccf64c1a8ff482de.jpg)
出合小屋に到着
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/12/bbbef0a8b21eb6f2cf3cf9b3f88f542c.jpg)
翌朝は5時に出発して天狗尾根を登っていきました。大天狗の岩峰と竜頭峰が聳えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/1e/962ea43bc29e18b5104dde58d72879b9.jpg)
岩稜帯が始まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/2d/dd3723736425da85ba6fab553b84f342.jpg)
カニのハサミの岩峰
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/0c/452528ac7c2133bcc4d3dfc4c919e01e.jpg)
岩稜直登ルートなので勿論左側を巻かずに真ん中の股部分のルンゼ状を登っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/ce/e54864bc5f7fbd12baf4efc86cff0df9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/96/25fdb302759a06b4ad075f9f898d5ff2.jpg)
孤高のクライマー健在!
近年の大雨等で岩場の崩壊が激しいのでここに来る度にちゃんと存在しているかいつも心配していますが今回もちゃんと居てくれて安心しました。
まるでヘルメットを被り、ザックを背負い、岩壁に果敢に挑む姿・・・自然の造形物とは思えない完成度の高さに毎回驚かされます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/42/338af703bc81b30717a13fa7edbcfcaf.jpg)
岩稜を通常の巻きルートは使わずにずっと真っ直ぐ登っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/9c/ab6052ef69302a77706df7dac6d7ac37.jpg)
ニセ大天狗、大天狗、小天狗が並びます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/e5/18a10ff1a7486d3a6be01b6f1f5438d6.jpg)
ニセ大天狗ピークからの大天狗
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/c3/bdf86f9e9136f013d037d78ee722650d.jpg)
ここはやはり直登ルートからテッペンへ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/0c/74c3ad26217a0b75544e4445c24fc730.jpg)
大天狗の核心部を見事突破されてピークリッジを登って来られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/f3/d5b5a2c60396784267080cde2b5bbc08.jpg)
大天狗ピークからは懸垂下降
この後は順調に縦走路に合流して登攀終了~ いつ来ても存分に楽しめる天狗尾根でした。
この後はキレットを経てツルネ東稜から出合小屋をめざしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/37/e650acf8552c2bb1f8d8f3a312287c3d.jpg)
キレット小屋からの天狗尾根核心部。格好良すぎます!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/da/7ccfffaf91495a41d1a33d9d882c73f8.jpg)
ガスの中にツルネとその東稜
写真では分かり辛いですが紅葉がとても綺麗でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/ec/0142fb26acb2f44d793d977e49eeaef6.jpg)
ツルネ東稜下降して地獄谷に下り立ちました。
この後は出合小屋に戻って荷造りをし直して美し森山駐車場に下山して今回の山行を終了しました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/80/49d8d2ee229a2e39624ae7f5934502d3.jpg)
熱く、楽しくいこう!
10月最初の週末、紅葉も見頃を迎えまたそろそろシーズン終盤となる穂高方面、特に涸沢周辺は猛烈な人出で大賑わいだったようですがここ天狗尾根には私達2名以外に誰も居ない静か過ぎる中での登山でした。
初日は美し森山駐車場を出発して川俣川を遡って出合小屋まで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/1f/e5860f5fa564d74cfd1b8749eb9d4900.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/7e/bf1b2b9bdda50ef6b25b7f7be35b7cc0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/57/44fb9dcbef67d444a2a0855761cba907.jpg)
堰堤の始まる付近から始まり出合小屋を越えて天狗尾根の取付きまでずっとペンキ印のオンパレードになっていてビックリでした!特に赤岳沢の渡渉点では僅か10m位の間になんと約20個のペンキ印でした。ちょっとやり過ぎでしょ!
今まで30回以上は登っていますがこんな事になっているのは初めてでとても残念な思いになりました。昔各地の有名なバリーションルート(北鎌尾根、北尾根、北岳バットレスなど)で起こったペンキ印事件を思い出してしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/0f/9e32d75f50b4bc9cccf64c1a8ff482de.jpg)
出合小屋に到着
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/12/bbbef0a8b21eb6f2cf3cf9b3f88f542c.jpg)
翌朝は5時に出発して天狗尾根を登っていきました。大天狗の岩峰と竜頭峰が聳えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/1e/962ea43bc29e18b5104dde58d72879b9.jpg)
岩稜帯が始まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/2d/dd3723736425da85ba6fab553b84f342.jpg)
カニのハサミの岩峰
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/0c/452528ac7c2133bcc4d3dfc4c919e01e.jpg)
岩稜直登ルートなので勿論左側を巻かずに真ん中の股部分のルンゼ状を登っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/ce/e54864bc5f7fbd12baf4efc86cff0df9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/96/25fdb302759a06b4ad075f9f898d5ff2.jpg)
孤高のクライマー健在!
近年の大雨等で岩場の崩壊が激しいのでここに来る度にちゃんと存在しているかいつも心配していますが今回もちゃんと居てくれて安心しました。
まるでヘルメットを被り、ザックを背負い、岩壁に果敢に挑む姿・・・自然の造形物とは思えない完成度の高さに毎回驚かされます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/42/338af703bc81b30717a13fa7edbcfcaf.jpg)
岩稜を通常の巻きルートは使わずにずっと真っ直ぐ登っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/9c/ab6052ef69302a77706df7dac6d7ac37.jpg)
ニセ大天狗、大天狗、小天狗が並びます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/e5/18a10ff1a7486d3a6be01b6f1f5438d6.jpg)
ニセ大天狗ピークからの大天狗
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/c3/bdf86f9e9136f013d037d78ee722650d.jpg)
ここはやはり直登ルートからテッペンへ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/0c/74c3ad26217a0b75544e4445c24fc730.jpg)
大天狗の核心部を見事突破されてピークリッジを登って来られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/f3/d5b5a2c60396784267080cde2b5bbc08.jpg)
大天狗ピークからは懸垂下降
この後は順調に縦走路に合流して登攀終了~ いつ来ても存分に楽しめる天狗尾根でした。
この後はキレットを経てツルネ東稜から出合小屋をめざしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/37/e650acf8552c2bb1f8d8f3a312287c3d.jpg)
キレット小屋からの天狗尾根核心部。格好良すぎます!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/da/7ccfffaf91495a41d1a33d9d882c73f8.jpg)
ガスの中にツルネとその東稜
写真では分かり辛いですが紅葉がとても綺麗でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/ec/0142fb26acb2f44d793d977e49eeaef6.jpg)
ツルネ東稜下降して地獄谷に下り立ちました。
この後は出合小屋に戻って荷造りをし直して美し森山駐車場に下山して今回の山行を終了しました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/80/49d8d2ee229a2e39624ae7f5934502d3.jpg)
熱く、楽しくいこう!