９/２～４は、個人ご依頼で北鎌尾根ガイドでした。
水俣乗越経由で入山、北鎌沢出合でのテント泊を経て挑みました。平日ということで登山者も少なく静かな北鎌尾根を楽しむことができました。
北鎌尾根のシンボル、独標に向かいます。
独標の巻きルート。
越えてきた岩稜。それにしても年々風化、崩壊が激しくなってきています。
槍の穂先への登り。チムニーへ選んで登りました。
槍ヶ岳登頂！ 北鎌尾根からの登頂は達成感がチガイマスネ！おめでとうございます！
二人槍ポーズを決めていただきました。
中盤からはガスに覆われて殆ど景色を望むことができず少し残念でしたが憧れの北鎌尾根を完登していただくことが出来て本当に良かったです。
長くて厳しい北鎌尾根登攀、大変お疲れさまでした。ありがとうございました。
８/２９～３１は、岳沢から登るバリエーションルートの奥穂高南稜のガイドでした。
奥穂高直下「南稜の頭」のダイレクトに登り詰める美しいラインのルートで私の大好きなルートです。不安定な気になる天候下で臨んだ今回の山行でしたが結果的に南稜登攀日、翌日のジャンダルム縦走日共に晴天に恵まれて充実した登山を行うことができました。
まあ本来登山（特に山岳地域でのアルパインクライミング）という行為そのものが不確定要素、不安定要素の塊みたいなものです。それらを如何に確実にすることができるか？ その為に努力するというその過程をも含めてが登山であると多くの登山者にも理解してもらいたいものです。
晴れました！ 雪渓をつめて南稜をめざします。左上には核心部トリコニーの岩峰が聳えています。
トリコニーの取付きから前穂方面の岩壁を望みます。
トリコニー登攀中。
トリコニー１峰。
長い南稜を登り終えて奥穂高に登りました。おめでとうございます！ 本当によく頑張って登りましたね！
翌日は素晴らしい晴天に恵まれて気持ちの良いジャンダルム縦走です。
直登ルートからジャンダルム登頂です。
この後、天狗沢～岳沢を経由して上高地に下山して解散となりました。
ご参加ありがとうございました。
８/２７～２８は、個人ガイドご依頼で八方尾根を登ってきました。
不帰キレットの往復をめざしての入山でしたが天候＆諸事情により唐松岳往復のみで下山となりました。登山とおいのは難しいですね～ だからこそ面白い！？
下山時には晴れ間が見えるようになりました。不帰の剣を望みます。
今回は残念な結果になりましたが次の山行に期待しましょうね！
８/２３～２５は、公募企画のジャンダルムコースをガイドしてきました。
今までに経験したことのないくらい酷い天候が続いている８月ですが、それよりなによりもっと酷いのが天気予報です。ハッキリ言ってもはやとても「予報」とは呼べないレベルです。ということでガイドとして主催者としての自分なりの判断こそが必要なのです。まあルートファインディングすることと同じく、天候に対してもファインディングしながら登山に臨むことこそ本来の登山なのですからね。
結果的にはメインの西穂～奥穂縦走は途中で１時間程の雨に見舞われた以外は曇り時々晴れ間の望める天候下で順調に踏破することができました。
奥穂をめざして・・・
岩・岩・岩の稜線を奥穂をめざして・・・ 時折注ぐ陽ざしに元気づけられます。
ついにジャンダルムにきました！
皆さん念願のジャンダルム登頂！ おめでとうございます！
最後の難所ウマノセを登ります。
遂に奥穂高岳登頂！ おめでとうございます！ Sさんご夫妻、Kさん、本当によく頑張りましたね！
翌日は白出沢を下山して順調に登山を終えることができました。大変お疲れさまでした。ありがとうございました。
