ちょいぶら日記

寺社めぐり 庭園と花 そして時々MOMO

平等院鳳凰堂/ 宇治

2008-01-04 20:23:19 | ちょいぶら京都府下

2008年最初のちょいぶらは、平等院鳳凰堂 
 
平成16年1月から昨年9月(平成19年)まで『国宝 阿弥陀如来坐像』と『国宝 天蓋』の
大修理が行われていましたが修理が終わり10月から拝観開始 


平等院は、藤原道長が譲り受けた別荘を道長の子頼道が1052年(永承7)に寺と改めたのが
始まりだそうです。

【鳳凰堂】



鳳凰堂は、極楽浄土の宮殿をモデルとしています。
中央には、阿弥陀如来像(定朝作、手法 寄木造)、上部には二重天蓋
周囲の壁・扉には九品来迎図、阿弥陀仏の背後の壁には極楽浄土図が描かれています。
堂内の天井や小壁等には宝相華ほうそうげ(極楽浄土に咲く花)の文様で
埋め尽くされているそうですが今は色あせていて元の色がわかりませんでした。
(鳳翔館内で3D-CGによる堂内再現映像を見ることができます。)

左右の壁には、52体の雲中供養菩薩像(定朝作)が懸けられています。
52体の内の一部は鳳翔館の雲中の間に展示されています。
供養菩薩像は、いずれも雲にのり楽器を奏でています。



鳳凰堂から見た阿字池、洲浜と燈籠



どこから見ても鳳凰堂は絵になります 



今回で3度目の拝観、次回は・・・紅葉、雪 にお邪魔できたらなぁ




平等院の藤 070504撮影



【平等院】 京都府宇治市宇治蓮華116
拝観時間:8:30~17:30     拝観料:600円
〔鳳凰堂内部拝観〕受付時間:9:10~16:10 拝観は9:30~ 以後20分毎 
     志納金:300円
アクセス:JR奈良線「宇治駅」より徒歩約10分又は京阪宇治線「京阪宇治駅」より徒歩約10分