THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

詐欺

2014-09-13 03:53:19 | セッション記録
9月11日は妹の誕生日

12日との境に生まれたためなのか理由は定かでないが、戸籍では12日にしてある

私たちは同じ環境に置き去りにされ、私がはっきり記憶しているのは、
近くのアパートの階段で下りられないで泣いている妹を
どうしていいか分からないで、夕方まで一緒に階段にいる場面

今、家族を持ち、子供たちに囲まれている姿を見ることは
私にとってこの上ない喜びである

そしてこの日は9,11
様々なターニングポイントの日でもある

この日、私はなぜか、いつもの自分と違っているのに不安を感じていた
何か微妙にいつも見ている世界が違う

感じ方が違う
ズレを感じるのだ

見るものが自分の目ではない感覚

世界が変わったのか、私が変わったのか・・・

このズレている感じ・・・それは嫌な感じだった


メトロに乗ろうとメトロの定期券(NAVIGO)を機会に当てると

ブーという音と×のマークが・・・・

何度やっても、ブーという音

そのまま機会を通さないで通してもらった


行き先はエッフェル塔

50分かかる

いつもと違う線だが

メトロに乗るのは大好きなのだが、なぜかシ~ンと静まりかえったような電車の中

うーむ、何かが違う

変な感じ

エッフェル塔はすごいパワフル



駅からエッフェル塔までいく道全部に
音楽が流れているが、でもなぜか嫌な感じが消えない

なぜなのかは分からない

理由を考えても、それはとってつけたもの

私の感覚、直感が嫌な感じと言っていた


昨日までフランスが大好きだっただけに、どうしてしまったのか・・・・

エッフェル塔の前の広場で座り、しばらくボーと周りを見ていた


黒人の子供たち(青年)が物を売っていて、ポリスマンたちが自転車で追いかけまわしていた



自転車に乗ったポリスマンと彼らは

まるで追いかけっこをしているかのようだった

本気で捕まえる気はないことを示している


スリや物乞い、子供達が物を売るのは何とも自然

でも堂々と車イスや目の見えない人の団体だと言って、
サインをさせて、お金をとる行為はちょっと嫌な感じだった

Do you speak English? と声をかけている少女たち

Please

そのPleaseの声が耳に障る

素直にお金くださいと言って、電車の中で回る青年や
道路で神様~と拝んでいるおばあちゃんの方が、よっぽど人間らしくていい


ここのところパリにしては晴天が続く

夕方になっても、夜になってもこの嫌な感じは治まらなかった

生命には流れがある

姪っ子のいづみが、大ききないびきをかいていたよと教えてくれた

フランスにきて、ずっとうなされているらしい

Oh God

なんてことだ・・・

そうかぁ。今日は9.11か・・・・

何か色々なエネルギーが噴出しているのかも?と思うことにした



今朝はセーヌ川を歩いていた

目的はサントシャペル教会

昨日長蛇の列で行けなかったところだ


歩いていたら光が再び下りてきて、私は包まれていた

私はパリでも、このあたりが大好き





風の音・・・水の流れる音・・・

私は前世、このあたりをこよなく愛していた場所なのだろう


サントシャペル教会はミュージアムパスがあったので、最後に入ろうと思っていった場所なのだが
うーむ

ちょっと記憶が蘇ってしまったのか、私だけは個人的に好きじゃないかも?と思ってしまった




神がいない

確かにもちろん美しいのだが、神を感じることができなかった


怒り、悲しみ、虚無、欺瞞を感じることとなった
過去生で何かあった場所なのだろう

歴史を知らないので家に帰って調べてみると

「単なるフランドル伯がコンスタンティノープルを占領して皇位を得たり、
神聖ローマ帝国の政治が乱れていたりした時代でもあったため、
サント・シャペルからは、礼拝の場として機能だけではなく、
西キリスト教世界の中心的君主となろうという聖ルイの政治的・文化的野心も読み取れる。
コンスタンティノープルのアヤソフィアが皇帝の宮殿から個人的に行けたように、
ルイも自分の宮殿からサント・シャペルに直接通り抜けられるようになっていた」

と書かれてあった
ウィキペディア抜粋


セーヌ川に沿って歩いていくと大いなる生命体と
そして泰三さんと繋がった

「すべての流れに身を任せ、共に呼吸する
よきことも悪しきことも
すべての流れに流れと一つになった時
そこから光を放射する

これこそが自主独立の意味だ


調和・・・その言葉がおりてきた

自らの中で調和することは
それは何者も立ち入ることのできない領域に入ることであり

過去と未来の恐れを越えるには
常に今、この瞬間にいて自分自身であり続けることなのだと言っていた

禅と錬金術を得ていた時代の私からのメッセージでもあった

恐れから行動すると結果は恐れが残る
しかし、恐れを越え自らの声に従うならば
それはすべてが回りだし、そこに恐れは存在しない

恐れを越えよ

恐れを敵対するのではなく、恐れの中に入りそれを越えよ」

人は恐れを迂回するための方法を行く
それは迂回しただけで残り続ける

声を聞きながら、禅のやり方だなと思いながら、私は再びセーヌ川を歩いていった

パリでは信号が赤なのに渡る
日本人の子供が、どうして赤なのに渡るの?と言っていた
それなのにまだ、交通事故を見たことがない

フランス人は優しく、気品があり、プライドを持っている
この気質が私はとても好きだ

Merci

Au revoir

その笑顔に心が伝わる

この国は人間をとことん優しく尊重している
それがここにいると身にしみて分かる





本当はどんな人たちも、地球に・・・すべての人たちに守られている

そう私の中が、威厳に満ちた声と思いでいっぱいになった