THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

ノートルダムの鐘

2014-09-26 03:18:40 | セッション記録
フランスに帰ってきてホットする

私はこの上なくパリが好き

いつものメトロ
いつもの街並み

でも毎日が新しい

もう既に自分の故郷のように思える

イタリアにいても、パリに帰ってきても
ずっと青い空

こんなことは前代未聞、あり得ないとフランスの人たちは言う

イタリアに生えている樹はあまり美しくない
鈴虫の鳴き声が聞こえたのは嬉しかったけれど
フランスのこの美しさには勝てない

街路樹はプラタナス・・・川べりは菩提樹






この実が鈴なりと呼ばれるプラタナスの樹の実



本当にすべてが美しい


イタリアから帰ってきたら、夏から秋になっていた


スカイプで仕事を済ませ、掃除と洗濯(手洗い)食事の準備を済ませ

姪っ子が帰ってくるまでの間、大好きなノートルダム大聖堂へ・・・・

歩きながら、私は目をうるわせていた


すべてが私のために存在している

大いなる流れが、大いなる意思が、私をここへ導いている

風が、太陽の光が、木々がそして街行く、通り過ぎる人たちが

すべての中に神の息吹を感じる

この美しい街も建物も、川も人も鳥も・・・
すべてと繋がっている

私は完全に一つなんだ



夕陽の中を歩きたかった
永遠に時が止まったかのような時間が流れていった


ノートルダム大聖堂まで、わざわざセーヌ川沿いを歩けるように
少し遠くの駅で下りた

ノートルダムに着いた瞬間、鐘の音が鳴った

それはまるで、祝福されているかのように
私を待っていたかのように
鐘はいつまでもいつまでも、長い時間鳴り続けた

聖堂の前の広場で、私は佇みながら
鐘の音が響いていくのをじっと聞き入っていた

鐘が鳴り終わり、祈りを捧げるために聖堂の中へ

夕方の最後のミサが行われていた

入ったとたんに讃美歌が流れ

ロウソクの光の中を歩いていった




















帰りはまだ明るい

夕陽が青い空から下りている







夜になってもずっと帰りたくなかった