更参三十年

ほぼ自身のメモに近いPCの話、アントラーズと鉄道、ママのキルト

特別展「東大寺大仏―天平の至宝―」に行きました。

2010年10月19日 | その他の出来事

すいていて、ゆっくり見られました。出展されているものが初心者向きではないせいでしょうか。不空羂索観音の光背、誕生仏がメインかな。それと瓦。うーん、マニアックだ。
私としては、かなり充実しておりました。目的としていたのは、公慶堂、地蔵菩薩立像快慶作です。いいです。素晴らしい。俊乗堂、阿弥陀如来立像快慶作もよいです。2つの違いは、目の表情。お地蔵様は強い意志を感じさせる視線ですが、阿弥陀様は柔らかい愁いを含んだ表情で、2体が並んでいるので、その違いがよくわかります。
「試みの大仏」こと弥勒如来坐像、五劫思惟阿弥陀如来坐像、と何回も東大寺には行っているのにお会いできなかった仏様に会えました。さらに、二月堂本尊光背です。絶対秘仏ですが、光背は江戸時代の火災のおり、断片になってしまったものを板に張り付けたものらしい。大仏の連弁のように、蓮華蔵世界が線刻されていました。
帰りは通路を通って本館へ。本館でも仏像の伝来についての展示がありました。ガンダーラの如来やストゥーパの装飾、中国、韓国の像もあり、これも勉強になりました。こちらもぜひ寄ってください。最後にミュージアムショップです。ここのグッズは楽しい。一番のおすすめは、埴輪の犬のぬいぐるみです。(うちにもあります。名前はハニーちゃん。)普段使えるものもたくさんあります。
もう一回行くかも。

コメント
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