そゆる日記

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『蛇姫様』

2009年02月15日 | EXILE


今日は、ル・テアトル銀座にEXILE・USAさんが主演する
舞台を観に行ってきました。

演目は『蛇姫様』という唐十郎の作品。

唐十郎を、良く知っているわけではないけど
自分が中高生の頃『大学生のお兄さんお姉さんが熱狂している
アンダーグラウンドなお芝居を作ってる人』的イメージで知ったので
どうも漠然とマイナーの王道を行く人のように思っていた。

なので、今日、劇場で、たぶんEXILEのファンなんだろうけど
小学生が数人いたのは軽く衝撃(笑)。
ま、EXILEが主演しちゃってる時点で、
アングラではないわけですが。

客層はEXILEファンと思われる若い女性が7割くらいなんだけど
演劇好きなのか、唐十郎好きなのか、演劇評論家なのか
70代くらいの男性がけっこういるのも不思議。(笑)



1977年初演という作品は、脚本もあえてそのままと思われる。
(『順法闘争』なんて言葉を、久しぶりに聞きましたね。笑)

テーマは、アイデンティティってことなんでしょうか。
蛇なのか人間なのか、日本人なのか韓国人なのか、
こっちの窃盗団なのかあっちの窃盗団なのか、みたいな中で、
自分をどこの誰と決めるのは自分、というような。

か~なり、難しい。よくわからなくて、軽く眠くなる(おいっ!)。
(観客のほとんどである)EXILEのファン(=若い女性)に、
これを見せよう、という意図はどこからきたものなのか、
むしろ、そっちに関心がわきました。

何か色々な意味で不思議な舞台でした。