そゆる日記

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偶然の再会

2009年02月22日 | 日々のあれこれ
次の電車は38分発だから…、と思って
携帯メールを打ちながら、てれてれとホームに降りていくと
ちょうど電車が発車したところでした。

「えっ、うそ」と電光掲示板を見ると、発車時刻は34分となっています。
「え~っ、まじで~?」と思いっきり仏頂面したまま
ホームの乗車位置に並ぼうとすると、
乗車位置にすでに並んでいた女性と目が合いました。

目をそらした次の瞬間
「そゆるさんですよねっ!」と、その女性がとびついてきました。
「えっ?!」
その笑顔を見たら、思い出しました。
10年くらい前、皮膚科で一緒に働いていた看護師さんでした。

「うそ~っ! 何でここにいるの~っ!」
終電間近の東京メトロ大手町駅で、嬌声を上げながら
抱き合ってぐるぐる回ってたのは、私たちです(笑)。



一緒に働いていた当時、彼女は24、5歳のやんちゃ盛り。(笑)

田町にあるその医院には、千葉の自宅から総武線で来て
東京駅で山手線に乗り換えて通っていた彼女。
ある日、始業時間を過ぎても来ない。
携帯に電話しても出ない。

心配していたら40分くらいして電話が来て
「すみません。電車で寝過ごしました~」
「今、どこなの?」
「え~っと…、北鎌倉とかいうところです」
「鎌倉ぁ~っ?!!!!」

千葉から東京を通り過ぎて、神奈川のかなり奥まで行ってた。(笑)
どんだけ寝過ごしたんだって
院内大爆笑になったなんてことがありました。
(ちなみに東京駅から北鎌倉までの所要時間は50分以上 笑)

その話をすると
「今は若い子達に遅刻しないように言ってます。
私も大人になりました~」だって。(笑)

そう、会ってすぐにわからなかったのは
外見もすっかり落ち着いた大人の女性になっていたからだね。



私が電車の発車時刻を勘違いしていたことを話し
「思いっきり仏頂面だったでしょ」と言うと
彼女のほうは、私がのりそこねた電車に間に合っていたのに、
途中止まりだったので、ふくれてたところだったと言いました。

「それのおかげで会えたんだね~」と
神さまの粋なはからいに感謝した二人でした。