そゆる日記

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ひどい

2014年04月13日 | 寺社めぐり

ぱんだちゃんと会ったのは上野。

京成線の中に上野東照宮の吊広告があって

「工事が終わりました」と書かれていたので行ってみた。

 

鳥居の外から参道の向こうに門が見えて

「えっ?!」  絶句。

まっ金きんになっていた…

うわ~      … なんかドン引きした。

あまりに荒れ果てていて「やばい」と思って

参拝を避けるってことはあってもドン引きしたことってなかった。

 

2人でしばし門の前にたたずむ…

どちらからともなく「お参りしなくていいか」「うん」

立ち去りかけたら、ぱんだちゃんが

「あ、でも、お参りしないでかえっちゃうの?って言ってる

「あ、そう。じゃ、寄る?」

拝観料を取って門の中に入るスタイルになってたので

(これって以前からじゃないよね?)

お金払って中に入りました。

 

中は更にひどかった。

拝殿。

うまく説明できないのだが、

とりあえず、拝殿がお参りする人を迎え入れる形になっていない。

お賽銭箱もないし拝殿に上がる階段の前に鉄柵。

上がるなよ!って訪れた人を阻んでる。

 

裏から見た門。

豪華なのだが、なんかすごく虚しい。

なんでこんなことになっちゃったんだろう。

 

そして、10名くらいの団体が二組いたのだけど

案内してるガイドさん参拝する気さらさらなし。

建物のすごさと徳川家について説明するのみ。

なんとも言えない違和感は

この建物が観光客だけを意識して建てられたもので

祀られている方に対する気持ちからではないからと見た。

 

門の前で感じたのは「どうだ!」っていう建てた人の威圧感。

拝殿の前で感じたのはまったく尊重されてない神様の切なさ。

豪華な邸宅に住まわせてもらってるけど

出前しか食べたことない子 みたいな印象でした。

かわいそうすぎる。

 

上野東照宮のHPの画像はまだ以前の姿のままでした。

こっちのほうが赤くてかわいいしずっとよかった。