そゆる日記

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多国籍軍

2018年12月26日 | 日々のあれこれ

私の職場は工場で色々な国の人が働いている。

主には学生のアルバイトさんだけど

日本に長く住んでる外国人のパートさんもいて

そういう方の紹介で来る人もいる。

タイ、ベトナム、中国、モンゴル、フィリピン

とかの方が多い。

 

 

常識は当たり前に違う。

 

雨が降ると「雨が降るので休みます」って

電話がかかってくる。

所長は「来てください」って話して来てもらう。

雨ぐらいなら出勤するようになる人もいるし

仲間から聞いて「雨が降るので」ではなく

「お腹が痛いので」「頭が痛いので」

と言うようになる人もいる。

 

休む時連絡するように言われてほとんどの人は守るけど

無断欠勤する人も多い。

あんまり重なると所長が「やめてもらうことになります」と話して

改善する人もいるしやめてしまう人もいる。

 

「母国にいる親の体調がよくないので帰ることにした

一か月くらい休みます」と言われて休職扱いにするが

一か月すぎても戻ってこないし連絡もない。

総務から「退職でいいですか?」と言われて

退職の処理をすませておくと

三か月以上たったある日

連絡もなく普通に出勤してたりする。

 

タイムカードを持って事務所に来て

「〇〇さんは(時給)1200円。仕事同じ。

私も今日から1200円ね」と言ったりする。

所長が「〇〇さんは1時間に50個、あなたは30個。

うまくできてないものも多い。同じにできない」

と説明すると「わかった」と納得する。

簡単に納得もするけどとりあえずは自己主張する。

 

日本人の常識と違う行動は多いけど

長いこと外国の人に働いてもらってるから

所長はいちいち驚かないし

そのつど丁寧に説明している。

 

 

外国人労働者受け入れについてのNHKの番組で

「違いよりも、まず同じ人間というところから」

みたいなことを言っていたけど

「わかりあえるはず」みたいな期待があると

逆にうまくいかないような気がする。

こちらの求めるところを丁寧に説明する、何度でも。

それ以外ない気がする。