不調が続いていました。
胃が痛い。
便が緩い。
夜中に吐き気で目が覚める。
一週間たっても回復しないので近くの病院へ行き
一週間分の薬を処方されましたが
薬を飲んでいる間は良かったけど
飲み終わったとたんもとどおり
数日様子をみるうちお腹のほうはおさまってきたけど
胃の鈍痛があり食事がとれないようになってきて
ある日夜中に胃が痛くて背中まで痛いほどになりました。
「これはちょっと。。。」心配になって
以前大腸のポリープをとってもらった
内視鏡クリニックを受診。
昨今責任を追及されるのを恐れてか
病状を重めに診断されることが多い中
ここの先生は超楽観的なので好き
しかし「お腹の具合がなかなか良くならないから
心配してたでしょ? それに年末で仕事も忙しいでしょ?
胃なんてその程度でだめになっちゃうんだから
たぶん精神的なものだと思いますよ」と言われ
いや、先生、それはいくらなんでも。
「消化を助ける薬にしようかと思ったけど
精神的な胃痛に効く方の薬にしよう。
年内は検査の予約もいっぱいで入れないから
ものっすごく痛かったときの痛み止めを
一応出しておきます。
年が明けても具合が悪かったら検査の予約をして」
そして新年を迎えました。
まだ完全に回復はしないけど
だんだん様子がわかってきました。
食事はスープとかお味噌汁に
良く煮た野菜かお豆腐、おうどんなんかを
ほんの少し入れたものを食べていましたが
ちょっと調子がいいと思って
破目をはずすと
夜中に胃痛、吐き気、寒気がやってくる。
うどんをちょっと多めにしちゃった
うっかりコーヒーをひとくち飲んじゃった
誘惑に勝てずポテトチップを食べちゃった
そんなとき夜中に具合が悪くなりました。
大量の牡蠣を消化しきれずにくたびれた内臓が
ギブしてるんだから
もっとゆっくり休ませてあげないと
だめだったんだと思いました。
自分的には節制が足りないせいだと思い始めていましたが
なにぶん回復しなさすぎるので
だんだん周囲の皆さんにご心配いただくようになりました。
職場しかり、友人しかり。
「一度検査したら」と皆さんにおすすめされるように。
というわけで、今更感ありながら
くだんの内視鏡クリニックに胃カメラの予約を入れました。
検査当日、先生、私の顔を見るなり苦笑しながら
「良くならなかった?
調べてもいいけど何にもなかったらどうする?」
「はあ、何にもないかもしれません」と私。
「まあ、いいか。何にもなかったら安心するしな」
結果。。。 どこを見ても潰瘍ひとつない
きれいなピンク色の胃の画像が上がったのでした。
「まあ胃が痛かったら薬でしのいで」と言いながら
先生自身は処方さえしませんでした
検査を終えてTwitterでみなさんに結果を報告すると
みんな良かったねって喜んでくれました。
今朝出勤すると所長が「検査の結果が悪かったら
落ち込んで今日会社に来ないんじゃないかって
みんなで心配してたよ」って言いました。
ほんとにわたしの自制心が足りないだけなのに
こんなにみんなに心配かけてた、と
申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
そして、同時にありがたさでいっぱいになりました。
これまで自分の身体に対して雑だったかも
と大いに反省したのでした。