感情エネルギーの処理

仕事や人間関係で大きな支障となるのが感情問題です。頭で納得出来ても感情が邪魔をして正常な判断が出来なくなってしまいます。

長期間にわたった感情問題を起こした場合に対象を許すことが出来なくなります。感情はその場で処理するのが一番良い方法ですが、その場で感情の赴くままぶちまけると気まずくなる事が多いので溜め込む事が多くなります。

小さな感情的な問題の積み重ねはいつの日にか自分ではどうにもならないくらいに大きくなってきます。

小さな裏切りも積もり積もってどうにも成らなくなってしまいます。我慢に我慢を重ねた感情（マグマ）は、噴火を待っています。

感情（エネルギー）は、マグマと同じです。噴火によって日々発散させていますが、マントルはプレートを動かし地震へとつながります。小さな地震で少しずつエネルギーを発散させていれば大きな地震にはなりにくいですが、まったく地震の無い地域で地震が起きれば大きな地震になります。

感情は、マグマのように地下（心の奥）にあり表面的にはわかりません。しかし、確実にプレートを動かし歪を作っています。

小さな噴火は大噴火より被害を少なくします。なぜなら多くの人はいつも地震を体験していると慣れもありますがある程度の準備が出来ています。我慢して我慢して我慢し切れなくなって大噴火を起こすると自分自身でもコントロールが出来なくなってしまいます。これが切れた状態です。

大噴火を起こすと周りの対応や見る目が激変します。変化を嫌う人間は、周囲の見る目が違ってくるので大変なことをしてしまったと大きな後悔をします。そして、噴火（怒ること）は悪だと思い、けっして噴火をしないようになります。

そしてその怒りは、いつの日にか自らの心と身体に攻撃を仕掛けてくるのです。

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