認知（行動）療法

うつ病では抗うつ薬による治療が最も多く行われていますが、最近、精神療法の一つとして認知（行動）療法が注目されています。　
この治療法は自己、周囲、将来に対する否定的な考えから生じた考え方の癖（認知のゆがみ）を変えることにより、うつを生じさせない感情状態に導き、現実的で適応的な行動をするようにします。：うつ　５０話より

認知療法は、左脳の拘束プログラムを解消する為に利用される療法です。認知療法的な治療を行なえば笑ってしまうほど簡単に解決してしまいます。

クライアントが何に拘っているのかをクライアントの言動（口癖）から見つけ出せば簡単に開放に向います。

しかし、左脳的な拘束プログラムよりも右脳的な感情的な拘りの方がとても厄介です。
教育や信念から作られたプログラムですから再教育する事により簡単に解除されるのに対し、感情問題が強い場合にはその感情を開放しない限り改善には向かいません。

分かっちゃいるけど止められない感情問題に関しては認知療法はほとんど無力です。なぜなら考え方の癖が原因ではなく感情による反応だから頭でどうこうできないからで、感情
問題を頭で処理など出来はしないからです。

感情反応が起きないくらいに感情の放出をしなければ解決は望めません。

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